月刀丸&川上千冬&近衛忍

1.『平安編』月刀丸・盗賊の統領・平将門の魂を宿す者
『幕末編』川上千冬・隊士・潜入中の長州藩の刺客&副長Bを狙う者&弟の仇討をする者
『現代編』近衛忍・トレジャーハンター

2.あなたの「平安編」の軌跡&ドラマ
神出鬼没の盗賊統領ということで好き勝手。いやあ、楽しかった!
自分好みドンピシャリの役どころで張り切ってしまい、とにかく華のある、ケレン味たっぷりの悪役を目指してスタートダッシュ。
とにかく大勢の正体情報を集めなければいけない。
ここは愛されキャラ水無瀬さんを抱き込んで情報収集。設定上協力してくれそうな人ではあったけれども、「月刀丸」というPCにつくのが不本意だったときのことを考えて何度か遠ざけようとするも、味方となることを選んでくれた後は全幅の信頼を寄せる。
惟実様拉致、藤原家乱入等、不敵な悪役プレイを大堪能。
恋愛成就にも走るが、三人に振られる。
推理ゲームで当たろうが外れようが内裏には乱入するつもりだったので、情報交換がてらその計画も練る。
Xデー後は「どういう理由で怪異を起こしていたのか」をぶちまけつつ、かなーりやり過ぎてしまったので、いかにして自分で広げた風呂敷を畳んで退場するかを思案して比叡山で討たれるという死を選択。
最期の最期まで水無瀬さんの協力なしでは成立しませんでした。

3.あなたの「幕末編」の軌跡&ドラマ
第一部でスタンドプレイヤーとしてやり過ぎた感があった&今回は正体がばれると目的を果たせない立ち位置のPCだったため、目立たないように、当たり障りのない振る舞いを心掛けました。
第一部の<本日の事件>の記述から、将門は藤原北家の守護魂となったため、事件の記憶や周囲の人のことはぼんやり夢に見るけれど、「月刀丸」としての人格はほとんど残っていないということにしました。
襲撃する隊士はサイコロ振って選択していました。ある日自分を振ってしまい、これでバレるよなとは思いつつ毒を使用。
そうこうしているうちに櫻庭さんにフォーリンラブ。愛しているとは言えてもあなたとともに生きるとは言えなくて、さらにそんなことは長州勢である門脇さんにさえ打ち明けられず、一人悶々と泣き濡れる日々を送る。
Xデー後は結果はどうあれ「本当に愛していた」ことを示すために逃げないことを決めていました。櫻庭さんに斬られる最期を想定していたのにまさかの切腹ルート。介錯宇喜多さんに動揺はしたものの、「武士が刀を貸す」という櫻庭さんの機転と、それを使ってくれた宇喜多さんの温情に支えられ、悔いなく散ることができました。
色々いっぱいいっぱいで、弟絡みのドラマの入る隙がなかったのが反省点です。

4.あなたの「現代編」の軌跡&ドラマ
千冬の辞世の句「身も肌も 血潮も露と 消え去るも “刃”に宿るなむ “心”ばかりは」から、名前は「忍」。
今度は前世の記憶をはっきりと残していた忍の「目的」は、「櫻庭芳野の生まれ変わりを探す」こと。そのために世界中を飛び回る人物として設定し、「周囲がセレブの中に無法者一人」という平安編のオマージュを狙って「月刀丸が現代に生きていたら」というifを突っ込んだらああなりました。
プロフを熟読し推理、すぐに分かりましたがソロに入れる機会が中々になく、捕まえられたのは
現代編開始一週間後。
後はもう思う存分ラブラブいちゃいちゃゴロゴロにゃんにゃん致しました。

5.あなた自身のドラマで心に残ったシーン
月刀丸:
・水無瀬さんに内裏襲撃計画を打ち明けたシーン。
「――――――月刀丸と、死んでくれるか」は、最も気合いを入れた科白の一つです。

・Xデー後、将門塚で慟哭するシーンと、比叡山での最期。
全編通して秘めてきた想いの丈を爆発させた瞬間でした。

千冬:
・これまたXデー後、牢での櫻庭さんと今生の別れを交わすシーン。
実際に命を落とすのは切腹でだけれど、千冬の本当の意味での最期はここしかありませんでした。

忍:
・12月23日のラストシーン
そしてこれは最後の最後まで引っ張った。
将門が書いた生涯ただ一通の(という設定にした)恋歌「よそにても風の便りに吾そ問ふ枝離れたる花の宿りを」が、漸く受け取るべき人に届いたのではないか……という余韻で〆ました。

全体を通すと、帝の首は取ったのに二百年探し続けた純友を抱けなかった月刀丸が、次の世では川上千冬となり、漸く愛する人と結ばれたと思った途端に死を賜ったというのも、前世の業の報いとして図らずもしっくり来る展開になってたなあと。

6.他のキャラクターの思い出のシーン
平安編
怪異と戦っていた水無瀬さん。
純粋に義侠心から怪異に立ち向かう姿には、人が忘れてはいけないものを見た気すらしました。
蜥蜴と戦いつつ、「負けるもんか」と呟いていた、あの一言が忘れられません。
全編通してブレなかった古き良き任侠ヤクザそのものの生き様はまさに理想の腹心であり、彼と紡いだ一ヵ月は会心の「闇の主従」ドラマでした。本当に、この人とやれて良かった。

葛木さんの後日談。
前半は伴侶となって貰いたい気持ち満々だったのですが、逢瀬を重ねその純粋さや幼さに触れていくうちに、恋愛対象と言うより弟か息子、ひいては自分亡き後の未来の象徴のように見え始めてしまい、生きて欲しい、次の世代を率いて欲しいとの願いを押しつけてしまいました。
傷つけてしまったけれど、その人が都に残り、生きて采配を振るってくれたことが感無量です。正に頑固親父の自己満足です。

頼仁さんの最期。
どんな能力を持ちどんな境遇に墜ちても、なお人間であろうとする意地に、限りない男気を感じました。

幕末編

蛤御門での三波さん。
「お題目やのうて手前ン中の誠の為に死ね!!」と締めくくられる啖呵は胸がすくと同時に胸に迫るものがありました。

門脇さんとの密会
お互い長州勢だと分かった後、お国言葉になった瞬間にガラリと雰囲気変わるシーンが印象的でした。
旅籠の一室で門脇さんが寝そべっている横で三味線を弄んでいるときの何とも言えない空気が独特で、すれ違い感とともに心に残っています。

櫻庭さん全般
恋仲だったという贔屓目もありますが、素敵だったから好きになったのです。平安〜原題通して全PCに共通する、涼しげな凛々しさの中にどこか危うさの漂う雰囲気が萌えでした。PCでも伝えましたが、この人の言葉は、本人は何気なく言ったであろう一言でもLレベルでズッキュゥウゥンと来ます。

現代編
椿明稀彦さんのプロポーズ。紀谷さんを「何だこの可愛い人」と称してましたが、画面の前で見てた身としては、「その言葉あなたにそのまんま当てはまるわー!!」と全力でツッコミを入れていました。
そこからラストまで、ずっとほっこりしながら見守っていたのでした。お幸せに。

7.全体を通してどこが良かったか
参加率の高さとそれに伴う活気。そしてPL様それぞれのストーリー展開や描写の達者さもさることながら、何よりその「楽しもう、楽しませよう」意識の高さ。
また、徳利様の的確かつ素早い管理業務があったからこそ停滞がなく、ドラマに集中できました。本当にお疲れ様でした。

8.皆へのひとこと
もっとロム可で見たかったー!!

自分はとっかかりのフックを投げたり、シチュを考えたりするのは得意なのですが、リプライが非常に下手です。
ほぼ投げっ放しの荒れ球に上手に合わせ、さらに広げてくださった参加者様方の力量に感服すると同時に感謝です。
このような素晴らしいPLの皆様、そして素晴らしきGM、徳利様と三ヶ月間を過ごすことができて、本当に楽しかったです。
またどこかでお会いできることを心より願っています! 
ありがとうございました!!


藤原秋成&丹村春馬&四折節晴雨


1.『平安編』名前・職業・目的
●藤原秋成:萩の左京大夫:藤壺女御を呪殺した者

 『幕末編』名前・職業・目的
●丹村春馬:副長C:討鬼師兼鬼の眷属

 『現代編』名前・職業
●四折節晴雨:建築士

2.あなたの「平安編」の軌跡&ドラマ
・基本設定
側室の息子という引け目を感じて育つ。
父と兄の忠実な臣下たれと自分の意志や希望よりも、公人としての立場、藤原としての言動を第一にする癖が付いている。父や兄は自分の主人であるという根っからの飼い犬根性。
「藤原」の中の「萩」の自分が全く冴えぬのに対し、「橘」の中の「藤壷」という輝く女性の存在に勝手に相通じるものを感じたり、嫉妬したり、要は心惹かれていた。
父左大臣が漏らした「藤壺の女御がいなければ」という言葉に、「自分が呪ってみます」と言ったのは、父親に気に入られる為の冗談のひとつとして。まさかそんな事が出来るとは思っていた訳でもなく、父親も面白がって「やってみるといい」と許しを出した。
もしこれで彼女に多少なりと障りをもたらす事が出来たなら、自分と彼女に接点が出来るという歪んだ感情がありながら、蟲毒に取り掛かる。結果大成功。衝撃と恐怖、僅かに混ざる誇らしさ。
しかし藤壺帝と、橘一門、そして彼女を慕う多くの人々の嘆きを目にして「自分が手折っていいような花ではなかったのだ」と元より叶うはずもなかった憧憬にようやく気付く。
だが藤原の犬としては、その功績に後悔など口に出来るはずもない。
藤原としての感情と、秋成としての感情が相反するはじめての出来事に、「こんな愚かな自分さえ居なければ、誰も悲しまず彼女も死なず、全ては上手くいったのではないか」という思い。
それ以降はいつ死んでも構わないという気持ちで生きていた。
結局死ねなかった訳だけど。

激動の時代のさなかを藤原の忠臣として過ごす。
その途中で自分を殺してくれるひとを探したり、ヤクザに協力したり。
藤壺女御呪殺のせいで兄上に類が及ぼうとしていると知り、自分のせいで藤原当主が死んだり臥せったりすることのないように努力した。
平皓月氏の協力を得てXデーは兄上、無事でした。
が、自分が相手知ってるだけじゃダメでしたので、結局目的は果たせず自分もXデー無事でした。
そのあと橘惟実氏に「これから先の未来を橘の分まで見守ります」と約束。平皓月氏の事も、平一門のこともずっと見守りますとも約束。
頼仁兄上が亡くなったので藤原当主になって、崩壊したままの朝廷と都を背負う事も決意。
水無瀬ヤクザ氏が全て自分のせいにして死ぬと聞いたので、藤原当主として都の災厄全ては兄を殺した鬼 水無瀬氏のせいだと表明してその作戦を支援。
巡慧氏の意向で鬼 水無瀬氏を討伐したのも自分と藤原の手柄になりました。

結果一番長生きして寿命で死亡。

晩年、名目だけの「鬼を討った英雄」となり、京の都の復興を背負い、しかし本当の事を知る者達は皆死に、もしくは京を去り、請け負った物の為に決して死ねず。平皓月氏が亡くなった後の数十年は、思い出と後悔と、孤独感だけで過ごしていた。

3.あなたの「幕末編」の軌跡&ドラマ
・基本設定
故郷の筑州の武士の家に養子として引き取られる。養父が若くして死に生活は貧しくなる中、それでも武士たれと教育を受けさせて貰いながら育つ。しかしその生活にも限界があり、唯一得意とした刀で養母の生活を変えようと、脱藩し江戸へ。職を探しをつつ通い始めた北辰一刀流道場で城沢蒲生と出逢う。彼の周囲を巻き込む強さと存在にすっかり心酔し「浪士組」に入隊する時までもくっついて行った。それから城沢一派の主要なひとりとして新撰組内で存在を増し、城沢派の副長として取立てられる。
城沢蒲生とその仲間が殺された夜は、闇討ちの邪魔をしないようにか、巻き込まないようにか、他の隊士に連れ出され見回りに出ていた。一晩開けてみたら自分の憧れ目標とした城沢蒲生と、江戸に来てから苦楽を共にし親しくしてくれていた仲間を一度に失っていた。おりしも養母も逝去。
「自分だけが残された」時、どこかで覚えのある感覚だと過ぎる。
もうひとりになるのは嫌だ、寂しい寂しいと言いながら畳を毟って過ごした長い長い夜に戻るのは嫌だ、大切な誰かにこれ以上置いていかれるくらいなら、誰よりも先に死にたい。城沢蒲生が死んだ後はそれだけが頭を支配していた。

元々生まれたときから「鬼」は「人」になるべきだと思っていた。そして「今度こそ鬼を斬るなら自分が良い」という思い。漠然と「草薙の剣」と自分に繋がりがあると知っていた。その繋がりがあるから、ひとりになっても完全な孤独に陥らずに済んだ。

前世の反省から正直に生きようと心に決める。藤堂氏に草薙の剣を探すのを手伝って貰う代わりに鬼の片腕を預かることに。味方も増え、草薙の剣が見つかりそうな矢先に三波鬼副長に噛まれる。鬼の眷属になって草薙の剣との繋がりを失い、生きる目的大半なくした上に孤独感から発狂寸前。でも鬼の為に生きるという目標を勝手に立てて、なんとか現世にとどまる程度の危うさ。鬼ふたりの大勝利に向けて色々小細工。結果Xデーにふたりは討たれることも撃たれることもなく元気に生存。ついでに自分は撃たれて死んで万々歳としようとしたが、死なず。

いろいろあって自ら死にに走るのは止めたが、親しくした隊士たちは死んでいくし草薙の剣との縁は切れてるしで、このままだと鬼の心ひとつで本当のひとりぼっちになると気付く。結果、折しも自分を殺したがってくれた宇喜多氏に切られるついでに鬼が、というか三波副長が来世まで盛大に気にするような呪いかたを立案、実践。結果失敗。
(秋成が「夢やぶれて」でしたので春馬はエポ◯ーヌかなと思って、撃たれるか斬られるかしたあと「愛してる…でも、……やっぱ、ひとりだなァ…」って呟いて死ぬって小ネタも用意してたんですが使いませんでした。ああ、無情。)

最終的には何度生まれ変わっても自分を眷属にして欲しいという希望を三波氏に聞き届けて貰い、あとは自分の頭でなにかを考えるのを止め、三波鬼副長が望むことだけやってりゃ誰が死のうが日本がどうなろうが知ったこっちゃないみたいなスタンスで余生を過ごす。
(なので具体的にどんなことが起こったか分からないですが、春馬の方が先に死んで、鬼は泣いてくれたそうなので大勝利だったようです)
寂しさ拗らせて馬鹿になった真性マゾの犬野郎という闇堕ちエンド…という認識。

給金の殆どは実家に送り、生活費を抜いた残りは半年に一度くらいのまとまった頃丹村家よりという名目で新撰組へ貸付て還元していた。ちゃんとした家に見せたかった母親の見栄が発端だったが、その没後も地元の金貸しを通じて同じくしていた。そのせいで着物が古くなり、高価な甘いものを意趣返しのように好んでいた。生まれと出身を筑州にしたのは、物語中で死ねなかった場合、その時期の福岡藩の尊皇攘夷に関するお家騒動に絡んで地元に帰り一旗、という案を考えていたから。あと九州だと薩摩長州に近いから、副長になると決まるまではもしかして密偵?と思って貰えるかなという背後的目的も若干。


4.あなたの「現代編」の軌跡&ドラマ
・基本設定
四折節ホテルグループ各社の役員として名を連ねている他、有名建築士に師事してその事務所の籍もある。四折節の末っ子というネームバリューで仕事を貰う為に、自分の名前の事務所も構えている。あちこちから給料が入ってくる系お金持ち。一週間の大半は師匠の事務所に居て、携帯電話だけ事務所毎に違うのを持っている。個人事務所は自分ひとりのせいで、どーでも良い用件から偉い人の飲みの誘いまでひっきりなしに電話が鳴るため、電話番を雇う事を考え中。
嵐山方面に新しく出来る、大手数社による共同出資の高級旅館の建築・設計・デザインを引き受けた事により京都に通う事になった。そのコンセプトが「平安時代の貴族っぽく」というオーダーだった為、色々調べていく内に段々自分が自分でないような感覚に陥る。
思い出したような、浮かんでくるような秋成と春馬の感情に振り回されてイライラしていたせいで、その時付き合っていた彼女に「なんか思ってたのと違ーう」とフラれた。

三波氏を呪う計画の当初は、今生の彼に命ある限り自分を忘れないでいて欲しいという程度でしたが、それが失敗。新しくした、何度生まれ変わっても眷属になりたいという約束は、来世でもお前のものになりたいという可愛い?願いと同時に、何回生まれ変わっても自分は人間辞めるから、おまえも絶対人間になったりお綺麗な魂になれると思うなよっていうヤンデレ極まれるお願いでした。
春馬にとって三波氏は、自分を絶対に置いていかないただひとりのご主人様であると同時に、持っていたもの全てを失わせた諸悪の根源だと考えていて、愛情半分憎悪半分だったのが歪んだ形の全面依存になったようです。(それが間違ってるとは分かっていても、許すとか諦めるとか打開するとか考えもしない、晴雨言う所の「そんなのただの妄執だろ、呪いと変わらねーよ」といったところ)

晴雨→過去の事は断ち切って、現代人として前向きに生きたい。
春馬→鬼に逢って眷属になって、また自分を支配して欲しい。
というふたつの望みの間で右往左往。
もし期間中に鬼に会えて縁を切れたら晴雨勝利、会えないもしくは縁が切れなかったら春馬勝利という賭けをしていました。結果晴雨大勝利。それ以降春馬が好きだった金平糖を晴雨も好きだと言えるようになった、というあたりに過去の自分を受け入れた感。後付ですが。

「自分が寂しいからって心の一部を無理やり専有して、幸せになれるはずの今生にまで一筋の影落とすような真似してごめん。貰ってた心はもう返すから、本当に好きなヤツに全て捧げて幸せになれ」(意訳)という結論。丹村春馬から解放され、晴雨は自分だけの人生を手に入れましたとさ。

彼女とは最後電話して復縁を迫りましたが、クリスマス特需で既に新しい彼氏が出来て居た為、東京に戻って改めてまたフラれました。しおしおのままクリスマスパーティに行って泥酔したりはしゃいだり、ひとしきり色んな事を思い出し乗り越えた晴雨はより一層軽い性格に磨きが掛かったようです。ヘテロセクシャルでバックバージンという設定。

5.あなた自身のドラマで心に残ったシーン
・第一部Xデー直前に藤原頼仁兄上と散々愁嘆場を繰り広げた後もう会えないかもと思いながら「また明日」と別れ、第二部のxデー直後に樋高惣二郎氏に散々恨み言をぶつけてまた愁嘆場を繰り広げた後に和解して「また明日な」と別れ、第三部の一番最後に灰藤織也氏にこれから仲良くなろうという雰囲気で「またなー!」と叫んで別れた事。
・第一部の最後、兄上の遺体に会いに行くと言った後の平皓月氏の台詞と、行ってらっしゃいませと見送られながら呟いた「明日は晴れるといいな。……きっと、紅葉が綺麗だろうなぁ」は、平皓月氏の台詞がまた本当に優しくて美しくて、良い場面でした。
・第二部開始早々血を吸われ、闇討ちに遭い、鬼に噛まれ、また血を吸われるという流れ。
・第三部(夜が明ければもう得られぬ、人より高い鬼の体温を、忘れぬようにとまた抱き寄せた。衣に吸わせるように涙は拭うが、あとはぽつりぽつりと話を続けるのだろう。思い出や記憶の全てが、呪い縛るものから、胸に甘い棘と残る柔らかい宝物へと変わるまで。そうすれば明日からは、また新しい一歩が踏み出せる。もう誰も憎む事も、呪う事もない、生まれてきて、生きてて幸せだと躊躇わず言える朝のほんのちょっと前に、目の前に居る誰よりも大切だった横顔へ、ありがとう、と、囁いた)原文ママ


6.他のキャラクターの思い出のシーン
皆さんそれぞれに名演があって、行動申請呼んだりログ拝見したりしながら感動しきりでした。
直近では近衛忍氏と槇広瀬氏の噴水前での再会がすごく好きでした。
おっとりがたなで部屋を飛び出した槇氏と、部屋に入れず外で寒さに震えてた近衛氏が噴水前で抱き合う、映画のラストシーンのような完成度でした。感動しました。


7.全体を通してどこが良かったか
期間限定の推理サイトという初めての事だらけの中、結局最後まで常に手探りでオロオロしてばかりでしたが、それでもドラマに絡めて下さったり、取り立てていただいたり皆さんに助けていただいてなんとかオチを付けられた気がします。
参加者の皆々様が優しくオープンで、楽しい事や面白い事が好きで尊敬できる方々ばかりだったことと、GMの徳利様が厳しく優しくノリよく、公平且つ情熱を持って引っ張って下さった事が良かった事だと思います。
本当にお世話になりました。

8.皆へのひとこと

巡慧様:すれ違いしかできずすみませんでしたっ
水無瀬正様:ヤクザの存在ほんと心強かったです
平皓月様:第一部終盤は本当に縋ってましたありがとうございました
弓削高嶺様:菊花の香りを忘れないって二部で出来て嬉しかったです
橘惟実様:殴ってくれてありがとうございましたっ
月刀丸様:将門って全然気付きませんでした感服
葛木兼続様:可愛い人だなってずっと思ってました
藤原頼仁様:泣きながら土下座したのすごく気持ちよかったです
源透流様:最後の行動申請が素晴らしくて何回か読みました
加茂鷹臣様:お会いできずすみませんでした
日下部穂叢様:信じるって瞳が美しくてむらっとしました

三波和佐様:なんかもう、ほんとありがとうございました。
葛岡馨様:文返し損ねたのがずっと心残りで。お気になさらず!(今更)
藤堂幸之助様:藤堂さん子犬のようで可愛くてほんと苛めたかった
五十鈴秋芳様:すっぽん美味しかったです。ごちそうさまでした。
櫻庭芳野様:鬼の手下になってひとりにしてすみませんでした。
宇喜多俊介様:秋成を覚えててくれてありがとうございます!
樋高惣二郎様:名簿見たときから「山椒はぴりりと辛いけど小粒」って言おうと思ってました。
石田遼太郎様:震えるほど良い男の遼さん大好きです。
川上千冬様:洗濯しながら歌ってる姿が美しすぎて。
門脇泉助様:亡くなるシーンの行動申請、泣きながら読みました。
紀谷嘉邦様:強く優しく美しい嘉さんは永遠の憧れでした。
長門雄作様:ドSな局長、シビれました。

槇広瀬様、椿明稀彦様、市村虎三様、近衛忍様、高咲出海様
:お会いできず残念です!ありがとうございました!
久隆瑛貴様:愛の巣建てる際は四折節建築事務所をご用命下さい。
九条道明様:どんどん可愛こちゃんになるのできゅんきゅんでした。
汀慧様:なんかもう、ほんっとーーーーにありがとうございました。
灰藤織也様:センセーの見た世界、読みたいです
白崎アキラ様:紀谷さんへの文がハルサメと同じ気持ちすぎて笑いました。
紀谷榛高様:お幸せに!

漏れがあったらすみません。
皆さん生粋のドラマーで、沢山いろんな事を勉強させていただきました。
いくつも拾い損ねたネタがあって悔しい思いもたっぷりしましたが、
すごく楽しく全力で走った3ヶ月でした、本当にありがとうございました!


巡慧&石田遼太郎&市村虎三

1.『平安編』名前・職業・目的
巡慧・僧侶・帝の双子の兄(平将門に協力して時期帝の座を狙う)

 『幕末編』名前・職業・目的
石田遼太郎・副長B・半妖の鬼

 『現代編』名前・職業
市村虎三

2.あなたの「平安編」の軌跡&ドラマ
善人面して平将門に密かに味方しながら、帝の失脚を狙う。
法力を使って、比叡山火事消化、謎解きをして都人を助ける振りに明け暮れる。
帝の兄の正体が他に向いていると分かり、帝の兄探しに協力する振りをする。
そのおかげで、帝の兄を狙う人物を判じるものの、自分が狙う相手を見誤り、結局帝になれずじまい。
弟帝を内心不憫にも思い、せめて甥を権力闘争から遠ざけて、安穏を願うものの、見付けるに足らず。
人間でありながら、都の災いを願った末路として相応しい野垂れ死に決定。
無縁仏として終生する。


3.あなたの「幕末編」の軌跡&ドラマ
小さな農村で生まれ、五つの歳に鬼の子という理由で村人に母親と共に焼き殺される。
生き埋めになり、三度息を吹き返しながら地表に出てからから、人間を憎む。
新撰組に入ったのも、人間を滅多斬りにできるという理由。
剣術は自己流、喧嘩は、はったりと度胸。
戦場では覚えた剣術は忘れろ、勘で動けという言葉を信条にする。
道場ではほぼ指南せず、現場主義。

眷属より、まずは相方の鬼探しを第一目標とする。
実際は、ROM禁に連れ込めたC様を取りあえず噛んでみたら大当たり、鬼様を噛む。
そこからは、正体ばれても構わないと、やりたい放題。
恨まれるだろうから、NPC噛んでも良いという天の優しいお言葉をいただきながらも、
稼働C様を噛む方が盛り上がるという理由だけで、全員噛む勢いで吸血活動。
何故仲間を狙うのかと聞かれても、理由を考えてなかったという困った事実。
2人一度に狙うようになった頃には、ある意味ペアで吸血。
取りこぼしがあったのが心残り。

最初はひっそり、次はおおっぴらに。
派手に動きすぎて、ばれているという推測し
いつ撃たれるかどきどきわくわくしていたものの、
活動時間が段々と芳しくなくなり、機会にめぐまれず。
終端は蝦夷へ遠征、そこで戦死の振りしてロシアへ。

4.あなたの「現代編」の軌跡&ドラマ
生き別れの恋人に見付けて貰うためだけでに、派手な歌舞伎役者に転身。
歌舞伎一門の市村は島原で懇意にしていた、桐島の娘の嫁入り先。
できるだけ、派手にとあえて問題行動を起こしてマスコミに追い回されての、京都年末恒例顔見世興行。
あと2,3年で行方不明になる予定。

5.あなた自身のドラマで心に残ったシーン
縁側で千冬C様と三波C様と花火をしたこと。
何気ないシーンが時代劇ぽっくていいなと思いました。
あと、柳川鍋も食べたいと思ったが、それは江戸だと思い直しました。

6.他のキャラクターの思い出のシーン
思い出のシーンではないのですが。
五十鈴秋芳のケチぶり(失礼)が、ツボに嵌って、ベストキャラ賞でした。
どんなケチを披露してくれるのか、楽しみにROMってました。
あの演出が、この話を楽しく厚みのあるものにしていたと信じて疑いません。

7.全体を通してどこが良かったか
長丁場でしたが、どの時代でもそれぞれ役割が際だっていて良かったです。
同一L様を見抜くのが苦手で、未だに誰が誰だか分かりませんが、
それぞれ違う人物と思って接しても全く違和感を感じませんでした。
素晴らしいと思います。

8.皆へのひとこと
ご縁が深かった方、そうではなかった方の差が出てしまいましたが、色々な面で周りの方に助けられました。
ありがとうございました。


葛岡馨&久隆瑛貴

1.『平安編』―・―・―
 『幕末編』葛岡馨・伍長・十三、『滝沢屋事件』で『十』の弟を斬殺した者
 『現代編』久隆瑛貴・デザイナー

2.あなたの「平安編」の軌跡&ドラマ

3.あなたの「幕末編」の軌跡&ドラマ
仙台出身。父・母・弟の四人家族だったが、父の元妻の連れ子で血は誰とも繋がっていない。
物心ついて家族と自分に血縁が無い事を知り、また両親に冷たくされているのを自覚した為、自ら離縁を望み、早々に江戸に出て、剣術道場に拾われる様に入門。文久3年(1863年)3月「壬生浪士組」上洛前に入隊。入隊理由は、剣術を何か役立てたかったのと、実力主義であるなら自分も頑張れば役に立てるのではないかと思っての事。
文久3年7月16日、『滝沢屋事件』で川上氏の実弟を斬殺。その後二番隊伍長に。
文久4年(1864年)1月、二番隊隊長に上司として就任した樋高氏の、気概・性格・人柄などに魅せられて、以降「この人について行こう」と密かに決める。また己を仇として討とうとする長州藩の刺客が居ると知り、可能性を潰す為にあえて刺客では無いかと疑われる様に振る舞い、同じ様に怪しい五十鈴氏を疑い始める。

人と会話し、刺客の情報を集める中で、目的も何も関係なく接してくれる藤堂氏に癒されつつ、樋高氏の目的が自分と似ている事に気づき、樋高氏にその事と、元々決めていた「貴方になら裏切られても、利用されても良い」と言う事を告げる。
直接会話した、五十鈴氏の会話の端々に見える刺々しさと、色々な推理から関係図を盛大に勘違いし、樋高氏と櫻庭氏に思ったままを伝え、後々、正式に謝罪する程度の迷惑をかける。
出来上がった関係図や伝え聞いた情報から、藤堂氏を支えてくれる人は居るのかと心配になり、好きな人が居るか聞いたら、流れでお互い告白に。しかし藤堂氏は宇喜多氏も、葛岡は樋高氏も大切だと思って居るという状態。
Xデー前夜の宇喜多氏に殺されかけたという藤堂氏の告白と共に託された御守りの「紅葉」に、自分の事より藤堂氏、及び紀谷氏と宇喜多氏の行方が気になってしまい、Xデー後とりあえず宇喜多氏にお願い事を。その後、藤堂氏に紅葉のお返しにと、意味が理解されるかどうか賭けの様に「櫛」を贈り、直ぐにバレて図らずもそのまま将来を誓い合う。
しかし藤堂氏とくっついてからも、お互い大切な人は変わらず。蛤御門の件が落ち着いた後、左腕を負傷した樋高氏の「左腕」にして頂く。恋慕の情はないが、武士として上司として、どこまでもサポートし、ついて行くと約束する。

その後は新撰組で、藤堂氏と自室で半同棲?の様な状態で生活し、樋高氏の右腕ならぬ「左腕」として付き従い、公私ともに充実した日々を得るが、慶応4年(1868年)1月淀千両松(鳥羽・伏見)の戦いの最中、敵の銃弾を受けて戦死。享年33歳。
戦の前に、何かあったときの為に手紙をしたためて自室の引き出しに仕舞っており、そこには、自分が死んだ時は「自分が懐に入れているお守りは、手放したくないので一緒に荼毘に付して欲しい」「引き出しに一緒にある紀谷氏からの遺品の遺髪を、武蔵国の紀谷氏の実家に届けて欲しい」という二点が。
そして二枚の別紙。一枚は樋高氏への謝罪と感謝、もう一人の二番隊伍長に散々隊長をフォローする術を叩き込んだから「私が居なくても、まだ貴方は新撰組二番隊の隊長で居て下さい。それが私の、貴方の左腕としての最後の望みです」と。
もう一枚には藤堂氏への謝罪と感謝、出来たら後を追うのは思いとどまって欲しい、志を貫いて欲しい、そして最後に「また必ず貴方を愛しますから、また逢いましょう」との旨が書いてあった。

…と、PC的にはそんな感じですが、此処で一つPLとして白状すると、葛岡は全力でXデーまで勘違いしていましたが、PLは正しい可能性も気づきつつ、あえて間違った可能性を推した方が、ドラマ的に面白いのでは?と思った故に、勘違いさせたままに葛岡を突っ走らせました。
他にも、自分が五十鈴氏を撃つと言うのを曲げたくなかったのと、参加時に、何処か引っ掻き回せたらいいな、と思っていたのもあります。なので、樋高氏と櫻庭氏が葛岡と一緒に少しでも勘違いしてくれていた様なら満足です。お二方、大変申し訳御座いませんでした。でも、とっても楽しかったです!←

4.あなたの「現代編」の軌跡&ドラマ
撃てもしなかった癖に、二部で大変幸せになってしまい、自身の事で葛藤するドラマが足りない!と思ったために過去の記憶は綺麗さっぱり忘れる事に。
最初から、キーワードである「甘噛み」「櫛」を情報としてではなく、される、実物を見ると言う過程を踏んでから、「紅葉」を見たら思い出そうと決めておりました。
そして本気で隠れる気で久隆を作ったのに、最初に話しかけて来たのが九条氏で、二回目に九条氏著書の新撰組の本を贈られ、三回目は既にクリスマスプレゼントとその付近の予定の約束をした為に、最初からもろバレなのか?と思っていましたが、後ほど九条氏から最初はわからなかったと聞いて、ちょっと安心しました(笑)
槇氏が櫻庭氏だとわかったので話しかけ、槇氏が誠実なのを良いことに突っ込みを重ねて生まれ変わりの確証を得つつ、Cは頂いて読んだ本の内容と櫻庭氏に説明のつかない不思議な懐かしさを感じ、首を傾げるという流れを作り出す。
その後、九条氏にサロンで甘噛みされ、中途半端に感情だけ先行で思い出してしまった為に、九条氏に切ない勘違い両片思いをする事に。
片思いと思いつつも相手の誘いは断れず、甘やかす気満々で部屋に行けば、お互い惹かれている事を暴露し合う展開に。明確には思い出せないながらも、何となく色々懐かしいと言っていたら櫛を見せていただく。その反応で九条氏からは完全に昔の想い人だと断定されるも、久隆はなんだかそう感じると言うだけで明確な事は一切思い出せず。申し訳ない気持ちのまま、「ちゃんと思い出したら、愛してるって伝える」と約束する。
思い出せぬまま、悩んでも仕方ないと気晴らしの様に行った日本庭園で紅葉を見て思い出し、混乱したものの平静を取り戻して九条氏に連絡。直後来た九条氏に人目も幅からず抱きつき、約束通り「愛してる」と。
後は、出会いたいのになかなか会えなかった灰藤氏を見つけたが、東寺に行く理由が全くなく(笑)凄いこじ付けて何とか出会い、連絡先交換。飲みに誘い、昔話をしつつ前世の慕っていた理由と感謝を告げて、今後は友人として宜しく、と。
23日、教会で九条氏にクリスマスプレゼントのカードと共に指輪を渡し、前世の求婚と同じ様に再度「永久に、何度生まれ変わろうとも…君を愛するし、幸せにする」と誓い、また九条氏からもロイヤルブルームーンストーンのピアスを貰う。

その後は、懐かしい人々の集うシャレードに暫く共に滞在し、京都を廻りつつ、近衛氏の依頼を受けたり、紀谷氏と出かけたり、槇氏と飲んだり、灰藤氏の講義を受けに横浜の大学に忍び込んでみたり。気が済んだ頃に、四折節氏に頼んで京都に家を建てて貰って移り住んだり、他の場所に旅行に行ったり、九条氏と二人で自由に楽しくやるんだと思います。

5.あなた自身のドラマで心に残ったシーン
藤堂氏・九条氏とのやり取り全て。特に、心に残ってるのは下記。
Xデー前夜の告白と共に託された御守りの「紅葉」。色々言い訳しつつも贈った「櫛」。
共に鬼に吸血された後の、お互いの噛み痕の上書き。
現代、初回から九条氏に話しかけられて、バレない様に文体や言い回しをも必死に変えた(笑)サロンでの会話。
日本庭園で自身が過去を思い出すソロールからの、九条氏との本当の意味での再会。
共に訪れた新選組屯所旧跡の葛岡の私室。
最終日の教会での誓いと交換したプレゼント。

後は、樋高氏と若干ではあるが共に戦えた池田屋。
紀谷氏に弟にして頂けた事。
樋高氏が吐露してくれた前世の件。
Xデー前夜、紀谷氏に逆恨みしそうと告げ、怒鳴らせ、喧嘩別れの様になった事。
宇喜田氏へ、藤堂氏を殺そうとするなとお願いに言った事。
酷い勘違いをさせたのに、さらっと許して下さる櫻庭氏の男前っぷりと、樋高氏のカラッとさ。葛岡は凄い救われていました。
切腹前の紀谷氏の牢への面会、和解と約束。…涙腺の緩くないPLが唯一泣きながらレスを書いてた記憶。
さらに紀谷氏の切腹後、頂いた手紙と遺品。
二部最終日、終了ギリギリまで樋高氏と話した今後のこと。二択にしてくれる樋高氏の優しさ。「俺の「左腕」になれよ。」に惚れ直しました。
現代でも約束を守ってくれる槇氏の律儀さ…と凄まじいらしい嫉妬。
灰藤氏と飲みながらの昔話。今後の約束妄想の応酬、楽しかったです。
結婚式も、祝いに行ったのか惚気に行ったのか…いえ祝ってますよ全力で(笑)幸せそうで本当良かった。

6.他のキャラクターの思い出のシーン
実は一部も月半ば位からロムらせて頂いていたのですが、やはり皆様の最期に心うたれました。壮大なのも、切ないのも…何方も素敵過ぎて…。
あと、源透流氏の手合わせが可愛いのに何か艶っぽくて好きで、何か印象に残っています。
二部だと紀谷氏と宇喜多氏の茶室での告白、切腹、さらに現代での紀谷氏と椿氏の出会って直ぐの告白と結婚式。
結婚式のお祝いにも書きましたが、二部にて両氏と紀谷氏を撃つ藤堂氏の葛藤や苦しみを直接全員から何かしら聞き及んでいたが為に、本当に苦しく切なく…だからこそ現代が美しく幸せそうで、本当に良かったです。
川上氏の切腹と、同時刻に別所でソロールしていた櫻庭氏。離れているのに想いが通じていて、素敵でした。
現代では、紀谷氏に伝言板で「会いたいです、でもナンパじゃないですそんな事したら幼馴染みコンビが怖い」と伝えたら、その日の夜にその幼馴染みコンビこと九条氏と椿氏が会話していて「久隆が紀谷氏をナンパしてた、それが本当ならお灸を据えねば」と両氏に言われていた事…タイミング良過ぎてリアルに口が閉じずに涎出ました…乗っかって下さり有り難うございます。更にそこで、椿氏が藤堂氏と葛岡の事を「可愛い子ちゃん同士の百合っぷる」と言っていたのも残っています…そして否定出来ない…MLなのにすみません(笑)
あと思い出では無いですが近衛氏とお話しした時に、感嘆符・疑問符の後にスペース、三点リーダーは二つ使い、の二点を守っていて凄いなぁと…。自分はそのルールを知ってるくせに面倒で無視していたので…。

7.全体を通してどこが良かったか
皆様の毎日の参加率の高さ、そしてそれぞれの信念や思いを貫きつつ、他者へのドラマの配慮(思いやりだけでなく、衝突や怨恨も含め)を忘れない所が素敵で、そのお陰でとても良いドラマが沢山あった所だと思います。たとえ満身創痍でも…皆様、輝いておりました。

8.皆へのひとこと
二ヶ月間、皆様には大変お世話になりました。
楽しそうな一部の様子に勢い余って追加応募し、とても運良く当選したは良い物の、PBC参加自体に結構ブランクがあった為に文章を構成する・ロールを回す勘が全く取り戻せず、始終そっちで四苦八苦し、レスにも時間がかかるので一人一人と話す時間を増やさないと聞きたい・話したい事が回らず。
時間やら約束やらでご迷惑を散々かけ、しかも縁が作れなかった方も数人居り…色々申し訳なく思います。
それを若干PCが遠回しに吐露した場面もあったのですが、皆様優しく対応して下さり、とても心が救われました。
また、PLの皆様も素敵なのは勿論でしたが、GM様の作られた全体感、そして日々の細やかな配慮や補足が素晴らしく、歴史がリアルに得意でない自分でも楽しく参加させていただけました。
ただ、悲劇好きの自分としては、討てなかった&討たれなかった事と、死ねなかった事、あと行動申請も怪奇事件しか出せなかったのが心残りですので、また機会があれば是非参加させて頂きたいと思います。
三ヶ月間、皆様本当にお疲れさまでした、そして有り難うございました!


水無瀬正&三波和佐&汀慧

1.『平安編』名前:水無瀬正 職業:2013年から来たヤクザ 目的:「正体C」を探し、Cと二人で協力し、8人以上の正体・目的を特定
 『幕末編』名前:三波和佐 職業:副長A 目的:自らの片腕を取り返す・一人を噛んで眷族とする・半妖の鬼を捜し協力する
 『現代編』名前:汀慧 職業:旅人(元ヤクザ)

2.あなたの「平安編」の軌跡&ドラマ
■平安時代にやって来るまで
1980年、関西の貧困家庭に生まれる。出生を望まれなかった子供で、「止(とまる)」と名付けられ、育児放棄されながらも成長するが、5歳の頃に親が蒸発、置き去りにされる。
空腹に耐えかね、近所のヤクザ事務所に配達された弁当を盗んで、その事務所を訪れていた水落会会長(当時は直系組織の組長)・伊勢一政に捕まる。
それが縁で伊勢の息子の遊び相手兼世話役として引き取られ、「正(あきら)」に改名。
高校卒業と同時に伊勢と盃を交わし、武闘派として頭角を現し始める。
2013年9月、関東地方某所にて敵対組織との抗争が発生。
戦闘中に凄まじい地鳴りが起き、眩暈に襲われて意識を失い、その間に平安時代に飛ばされる。

■京の都にて
飛ばされた先は京の洛外。怪我をして気を失っていたところを【盗賊の統領・月刀丸】に拾われ、彼の率いる【鬼門衆】に客として身を寄せることに。深い恩義を感じると共に、彼の揺るがぬ生き様に感銘を受け、「お頭」と呼んで慕うようになる。
「右も左も」どころか自分の正体以外の何も判らない状態で大いに混乱するが、人々と触れ合う中で、自分が「平安時代の京の都」にタイムスリップしたらしいと理解。
どうすれば元に戻れるのか探る内、都では怪奇現象が頻発していると知り、「自分もその怪奇現象によって平安時代に飛ばされたのではないか、怪奇現象の原因を突き止めれば元の時代に帰れるのでは」と思いつく。
羅城門周辺をうろついていた時、挙動不審で検非違使に見咎められる。それが元で【左近中将・藤原頼仁】と知り合い、「許可なく平安京から離れてはならない」「怪奇現象で何か分かったことが有れば報告を」と命じられる代わり、洛内をかなり自由に探索出来るようになり、行動範囲が広がった。
早速「季節外れの夕顔」を調べていたところ、【萩の左京大夫・藤原秋成】と邂逅。彼の別宅に招かれて境遇を語り合う内、彼が人を殺め悔やんでいる事、その贖罪の機を追い求めている事を明かされる。自分の命で罪を贖おうとする彼の覚悟に感銘を受けて、密かに協力すると約束した。

京の都ではいつからか「赤い月」が昇るようになっていた。妖しく光る月に惹かれてうろついていた所、【平氏統領の息子・平皓月】と遭遇。その名の通り月と親しむ彼と、最近の怪奇現象について語らい、親しくなる。
間をおかず発生した「人食い沼」事件にて、頼仁氏の紹介状が元で【木と土の陰陽師・源透流】と知り合い、人食い沼に向かう。其処で彼の凄まじい術を目の当たりにし、その神秘の力に驚愕。家に招いて貰い、愛用の拳銃を見せた所、彼は、未知の武器を持つ己の来訪から「戦が起きるのでは」と考える。予知めいた彼の言葉が後に現実になるとは、当時は知るよしもなかった。
ある日、「朱雀大路に霧が立ち込め、幽霊船が現れて人を誘う」という怪異が発生。早速見に行った先で、同じく幽霊船を見に訪れていた【舞師・弓削高嶺】と出会う。彼は鮮やかな衣装と金の鉾を手にしており、聞けば「比叡山の噴火」の原因らしき「将門岩」を鎮める舞の為とのこと。語り合う内に意気投合し、良いご縁が有ったから、と手持ちの五円玉を贈った。
「比叡山の噴火」では消火活動や麓の住民の避難を手伝い、その中で【橘少将・橘惟実】、【金の陰陽師・葛木兼続】と出会う。彼らをはじめ多くの人々が、力を発揮して事に当たる姿を見る内、自分がいつしか平安の都に愛着を抱いている事に気付く。
そんな日々を過ごす内、次第に平安時代の生活に馴染んでいくが、それでも風習の違いに戸惑うことは多かった。特に風呂の習慣が無かったことは堪えて、身を寄せた先で湯を貰ったり水浴びをしたりで凌いでいた。
【法師・巡慧】と出逢ったのも、水浴びの為に訪れた河原での事。彼の吹く笛の音に誘われて姿を見せたところ、妙な身なりを心配される。それが縁で彼の寺に風呂(蒸し風呂)を借りにいく約束を交わす。その後、将門岩の封印や「人が金の像になる」事件、「帝による洛外への移動禁止令」で彼の考え方や行動に心打たれ、人となりに惹かれて、想いを傾けていく。

■運命の日
「五条帝を倒す」と決意した月刀丸氏に命を預けると決意し、鬼門衆の「客」ではなく「仲間」となる。それは、未来には帰らずこの平安の都に骨を埋める覚悟でもあった。鬼門衆の隠れ館には男も女も、その幼子も、飼い犬も居て、賑やかな日々を過ごした。が、都の動乱が深まるにつれ、お頭の指示で鬼門衆の人々は都から離れ、落ち延びていく。
その一方で、藤原秋成氏と共に「藤壺女御の仇を討つ者」を探し求め、人々の隠された真相に少しずつ近付いていく。しかし、肝心の「秋成氏を討つ者」が誰なのかが判らない。やがて橘惟実氏と言葉を交わし、周囲の情報を纏めるうちに、彼こそがその復讐者ではないかと考えるが……
「火竜の出現」や「昇らない朝日」といった大規模な異変に怯える民衆と、民を省みない支配階級。混乱する都の中で、自分の成すべき事を考え、思いを託し託される日々の果て、運命の日を迎える。
Xデー。土壇場で「復讐者」が誰かに気付くが、時既に遅し。秋成氏の願いを叶えられなかったことに悔やむ。
日付が変わると同時、月刀丸氏に付き従い、葛木兼続氏と共に大内裏へと突入、クーデターを引き起こす。五条帝は崩御。同時、自らの傍に未来へ帰る為の「空間の裂け目」が発生した事に気付く。

■最後の一週間
クーデター時に深手を負った月刀丸氏を看護しながら、潜伏生活を開始。
明かされた数々の真相と、人々と交わした言葉から、本当に自分が出来る事は何かを改めて考え、「自らが平安京を惑わした鬼となって討たれる」という結論に達する。
望まぬ力を持たされた藤原頼仁氏と再会を果たし、互いの考えを明かし合い、「御霊鎮めの歌」を預かる。雨降る朱雀大路にて、彼を銃撃。騒然とする中、自ら鬼と名乗って逃走。
その夜、比叡山の将門岩にて、平将門としての姿を表した月刀丸氏と語らい、その真意に触れる。橘惟実氏から藤原氏を介して預かった「御霊鎮めの歌」を手渡し、彼を討つ。
頼仁氏と月刀丸氏が眠りについた事により、異変は終わり、都に夜明けが訪れた。
身辺整理を行い、未来から持ち込んだ小物を文箱に封じて「空間の裂け目」に放り込んだ後、東寺にて巡慧氏に腕時計を預け、彼の手彫りの横笛を貰う。
翌晩、化野念仏寺にて、巡慧氏の手によって安らかな死を迎える。その際、切り取られた右腕は貰った横笛を握り締めたまま、彼の法力によって護られ、東寺の毘沙門天像の中へ封じられた。
残った死体は、予てからの願いと交わした約束により、「鬼」のそれとして秋成氏に託された。享年33歳。

3.あなたの「幕末編」の軌跡&ドラマ
■鬼が人に化けるまで
1700年代半ばに生まれる。
名も無く、親も知らず、物心ついた頃にはひとりで暮らしていた。
特に目的も持たず諸国をふらつき、出会った人を驚かせて楽しむ無軌道な鬼だったが、或る日、驚かそうとした相手に逆に成敗されて右腕を切り落とされる。
命からがら逃げ出し、人間にもあんな強い者が居るのかと驚嘆。
人間と剣術に興味を持ち、人に化けて里や都に現れるようになる。
その頃から、【自分の中の別の誰か】の存在に気付き始める。【誰か】は積極的に表には出てこないものの、出所不明の知識を多く持ち、子供好きで、武闘派だった。
鬼自身もその【誰か】に影響され、人間社会に馴染んでいく。

■新選組にて
強さを求めて柳生(新陰流)の剣術を学び、武者修行であちらこちらを渡り歩く内、実戦的と名高い天然理心流の噂を聞き、江戸の道場に顔を出すようになる。
其処で後の長門局長を始めとした人々に出会い、その縁で壬生浪士組に参加。そのまま新選組にも留まり、後に副長となる。
新選組では長門氏の方針に沿いながら冷静に任務をこなす。綾小路事件で伊藤文犀を粛清するなど、非情さを見せる一方で、島原からやってきた【川上千冬】の腕前と心意気を高く買い、隊士として引き入れたりもした。仲間にも恵まれ、特に【丹村春馬】を気心知れた悪友、【紀谷嘉邦】を頼り甲斐ある兄貴分として親しんでいた。
気風が良く自由な生き様を貫く【石田遼太郎】に惹かれながら、一人の剣士として生きる日々。
そんな中、石田氏の家を訪れた夜から、運命が大きく動き始める。

■鬼
「池田屋事件」「闇討ち」「血を吸うあやかし」と事件が重なる中、石田氏の家に招かれる。其処で「眷属の証しの噛みつき」を受け、石田氏こそが「血を吸うあやかし」である事を知る。驚愕しつつ、自らの鬼としての正体を露わにし、彼の糧や眷属になれないことを悔やむが、彼は鷹揚にそれを受け入れてくれた。【半人半妖の鬼】としての石田氏を知り、より強く惹かれると同時に、彼を護りたい、同じ鬼として生きたいと強く意識するようになる。
同時に、彼と触れ合う事で、徐々に【自分の中の誰か】が何者なのかにも気付き始める。
その傾向は、紀谷氏の部屋で偶然、古い黒の横笛を見かけたことで、より強まった。
その後、怪我を負い臥せっていた丹村氏の元を訪れ、己の眷族とするために噛み付く。其処で判明したのが、彼が鬼を討つ力を持つ者だった事、そして【自分の中の誰か】と深い関わりがある事だった。
驚愕の中で、彼が、嘗て切り落とされた「鬼の片腕」を預かっている事も聞きだし、それを強引に取り戻す。
副長として、友人として、強く信頼の置ける彼を狙った結果、前世だけでなく今生でも彼の願いを摘み取ることになったと知るのは、それから暫し後の事だった。

■十二支の鬼術と真名
新選組隊士に繰り返される闇討ち。隊士だと公には知られていない紀谷氏までもがその被害に遭った事から、新選組内に内通者が居るのだろうとの確信を強める。だがそれが誰かは判らない。
しかし状況から見て倒幕過激派の仕業だろうとあたりをつけ、鬼術にて「御礼返し」を始める。闇討ちをするからには、される覚悟も出来ているのだろうという考え。
己にとって鬼術を使うのは、人間が知力や剣の技を使うのと同じであり、「相手に失礼の無いよう力を尽くす」ことに近かった。
しかし相手からすれば不可解で理不尽だろうからと、術を解除する手掛りも残しておく事に。
術を行使し続ける内に、背と右脚に黒い痣の様なものが浮かび始め、やがて、墨で描いた虎と大蛇の形となった。
それと同時に、おぼろげだった【自分の中の誰か】の記憶が明瞭に蘇り始める。
鬼術はその後、屯所の“三味線”を携えた川上氏と宇喜多俊介氏によって解除された。事件そのものは解決したが、鬼の思惑は何処に有ったのかと探る人々と鬼との間で、目に見えない亀裂が静かに入り始めていたのかも知れない。
そんな中、石田氏と互いの状況を明かし合いながら語らったある夜、彼から【慧虎】と名を貰う。その瞬間、まるで絵合わせの最後の一片が嵌った様に、前世である【自分の中の誰か=未来人の水無瀬正】としての記憶の全てを取り戻した。
それは同時に、これから先の日本や、新選組の行方という「未来」も知ることを意味していた。
京では戦が起こり、方々で火の手が上がる。
石田氏と交わした言葉で、未来を知っていることへの迷いや負い目を吹っ切り、武士より武士らしい壬生の鬼として戦場に立ち続ける。

■運命の日々
其々の思惑が交錯した運命の一夜が明けて、各人の事情が明らかになる。
自身が【樋高惣二郎】によって守られていた事、そして彼が嘗て水無瀬の撃った藤原頼仁氏だった事を知り、運命の数奇さに驚くが、副長が鬼だと判っても新選組を離れないとの彼の言葉は頼もしいものだった。
一方で、新選組内に斥候が居た事、それが川上氏と【門脇泉助】だった事、更に、紀谷氏が局中法度により切腹を申し付けられた事に、衝撃を受ける。
だが一方で、彼らの最期を静かに見送ることが出来たのは、彼らの決意や散り際に、さむらいとしての誉れを見たからか。
喪に服す間など許されず刻々と戦況は変わり、長州軍は最新型の銃と編成部隊の強さを見せ付けてくる。それを鑑みて、藤堂氏から副長へ「狙撃部隊」結成の打診を受ける。
自身は長門局長の許可を得て、藤堂氏を含めた部隊の結成と、その責任を追うことを伝えた。嘗て自身を隻腕にした相手の子孫に、今度は彼らの部隊の責任者として接するのは、不思議な縁を感じずに居られなかった。
そんな中、丹村氏の自身への感情を知り、生きろと命じた筈の眷属の裏切りに驚き、怒る。彼の望みが自分との繋がりならば、いつか彼が生まれ変わってもまた眷属として縛り付ける、例え後悔する日が来ようと許さない、と呪縛する。主従としての関係は、後に彼の最期を看取るその時まで続いた。

■「幕末」
京を戦場に変えた蛤御門の変は、幕軍、そして新選組の勝利で決した。
自らはその後も新選組副長として勤め上げ、長門局長に従い、彼の死後は蝦夷に渡って、新政府軍と戦った。
それを最後に「新選組副長・三波和佐」の名は歴史の表舞台から姿を消す。没年は不明となっている。
激動の時代を乗り越え、生き永らえた隊士達の臨終の際には、どこからともなく現れてその死を悼んでいく男の姿があったという。

4.あなたの「現代編」の軌跡&ドラマ
■いつか居た2013年9月へ
幕末から明治へ、明治から大正へと移り変わる中で、名を変え、姿を変えながら人間社会や戦場に潜り込み、鬼は生き延びていた。
「お前が、昔いた世界には、武士道は、まだ生きていたか」
嘗て長門局長にそう問われたことを胸に、「昔いた世界」である「未来」に武士道の魂を残したいと、暗中模索。
その後、第二次世界大戦中に、一兵士として乗り込んでいた船が撃沈され、乗員を助ける為に鬼の力を使ったことが元で、人間ではないと露見。独のダッハウ収容所に送られ、拘束。
過酷な環境で実験動物として過ごしながら、生き別れた石田氏と再会することを心の支えに、生き延びる。
脱走後、何とか日本に帰国して間もなく、終戦を迎える。
衰弱した所を匿ってくれたのは、水落会なる古い小さなやくざの組だった。
縁を強く感じ、水無瀬の分まで恩を返すべく、そして水落会を日本一の組織にすべく、影に日向に働き始める。
其処には「武士道」そして「任侠道」を絶やしたくないという願いもあった。
願い叶って水落会は順調に大きくなり、自身は「汀慧」と名乗って直参の幹部に。
嘗ての水無瀬が生きた昭和から平成を辿って、2013年9月まで戦い抜き、自身の役目は果たした、と引退。

■シャレードにて
ある日、ペットボトル飲料のCMで見かけた【市村虎三】の姿が、自身の探す石田遼太郎氏の姿に生き写しだったことから、彼こそが己の探し求める石田氏なのではと考え始める。
市村氏の活動を追いながら、思いを募らせる日々。
彼との邂逅は、京都公演を見る為に訪れたシャレード倶楽部でのことだった。
言葉を交わし、鬼の姿を晒して見せて、互いの正体を確信。漸く再会が叶った瞬間だった。
何故か自身を避けるような【四折節晴雨】が丹村春馬氏の生まれ変わりと知ったのも、シャレードでの事。丹村氏との契約通り、彼をも眷属としようとするが、四折節氏に諭され、その契約を破棄。「友達」となる。
【槇広瀬】【近衛忍】のふたりとも言葉を交わし、平安の時代から続く不思議な縁を強く感じながら、新たな門出を迎える人々を祝った。
市村氏と共に訪れた東寺。、堂の中に安置されていた像から、嘗て水無瀬が巡慧氏に貰った横笛が取り出される。
長い長い時を経て、この手に帰った笛を抱き締め、自身の中の水無瀬の魂も、漸く旅の終わりを迎えた。
此処から先は自身も、水無瀬の記憶にも無い「未来」。
市村氏と――石田遼太郎こと焔劉という鬼と共に、希望を胸に歩き出す。

5.あなた自身のドラマで心に残ったシーン
他PC様と関わらせて頂いた全てのシーンが心に残っているのですが、中でも「鬼」に纏わる物語の数奇さが胸に残りました。
第一部で未来人としてやってきた男が、本物の鬼と化した第二部を経て、第三部ではある種「時代遅れ」な任侠をやっていた、という部分が、皮肉でもあり楽しくも有りました。

6.他のキャラクターの思い出のシーン
やはり抜き出して書けないほどにどの方も魅力的で、第一部、第二部のXデーとその後の壮絶さは言葉にし尽くせません。
怨讐や悲劇を乗り越え、現代編で皆が未来に向かって進み始める姿が堪らなかった。
第二部、現代編で、誰が誰の転生した姿なのか、と考えるのもとても楽しかったです。

7.全体を通してどこが良かったか
登場人物の全員が全力投球、尚且つイベントや行動申請が豊富で、良い意味で気の休まる暇が無かったこと。
日常の平和な場面と戦闘時の容赦なさ、日々の信頼と推理シーンでの疑惑など、対になるシーンが際立っていました。

8.皆へのひとこと
GM様、PCの皆様、長い期間、お疲れ様でした。
至らない点も多々あったかと思いますが、とても楽しく、ハラハラドキドキしながら毎日を過ごさせて頂きました。
心から御礼申し上げます。本当に有難う御座いました。
またいつか何処かでお会いできれば幸いです。


藤原頼仁&樋高惣二郎&灰藤織也

1.『平安編』藤原頼仁・左近中将・<K:帝の双子の兄を暗殺する者>
 『幕末編』樋高惣二郎・二番隊隊長・<八:副長Aを守る者&二発目の銀弾所有者>
 『現代編』灰藤織也・教師(歴史文化)

2.あなたの「平安編」の軌跡&ドラマ

【初期】・左大臣家ということで、お家(身内)重視
    ・基本的に他人を深く信頼しない。利害&結果重視。
    ・横柄だが有能

実質的な政治トップということで、「現在の立ち位置を保守しつつ有能らしく」を主軸で動くべく対呪詛のために動く。
序盤の展開から、どう考えても恋愛方向に持っていくと誰かを悲しませる為に、必要以上には他人に踏み込まない方向へ。
その過程で、草薙の剣を角が立たないよう入手するため、「藤原・橘両家陰陽師の協力体制」を采配した。
後、人の身でありながら、人間では自制できない破壊衝動(イフリート)で、京都の半分を消失させる。
「人(身内)を害したくない」という精神面に加え、制御しきれない能力に肉体面でも限界であったため、イフリートが人によって倒された以降は、最善の形で「死」ぬために動く。

<狙撃後の行動指針>
※東宮や実父を見殺し、藤原当主を継ぎながらも周囲を騙していること。京を焼いた事実を相当罪に感じている。

一時は、藤原家という頼仁の絶対的な根底が揺らぐ事もあったが、秋成様が「後を継ぐ」と言ってくれた事で、都の災厄を起こした鬼という駒を最大限有効に使った上で選べる「死」を想定。

最終的には水無瀬様の意向に添い、水無瀬様に殺されるという案を受け入れる。
漸く心身共の苦痛が終わることと、後の世に生きる人々は、時間をかけたとしてもきっと幸せになってくれるだろうと願い、朱雀大路にて、胸に銃弾を受けての失血死。

3.あなたの「幕末編」の軌跡&ドラマ

【初期】・目指せ「頼仁」と真逆キャラ
    ・周囲に対して気安い身内贔屓。江戸風だけど怒らない。
    ・やるときはやるけど、必要以上には動かない。

基本的に自由人であるため、自由意思が強い&武士らしく在れる新撰組という居場所が殊更気に入っている。
ただし、この時代の武士らしく「死を厭わない」。
池田屋楽しかった!

長州に背後から斬られる事で床に伏せるが、数名より「死ななくて良かった」と酷く心配されたことで、「死」が単純な結果としての終わりではないと知る。
五十鈴様・葛岡様両名の「立場や利害に寄らず親しく想ってくれる」存在が居るというのはある意味で衝撃的な事であり、
ざっくりと言うと「ああ死んだら此奴ら泣かせンのか」と自覚することが出来、以降「死なない」と公言するようになる。
(「藤原」の時は死んだ後を見ることは無かったため、自分の死がどう影響するかを全く認知していなかった。
 「死にかけたが死ななかった」事で、ようやくそれを実感。この時点で記憶は完全に戻っている。)

また、此処までは、肉体関係の有無があっても感情的に「好き」だの「愛」には至らなかったが、
五十鈴様より「好き」と言われた次点で、親しいという間柄を更に詰める事が出来るようになる。
実はそういう面では奥手さんです(笑

丹村様には、前世で最善策をとしたことが、酷く苦しめていたと遅馳せながら気づく。
今世でも酷く苦心した彼にはただただ謝罪しか出来ないばかりだが、彼が成してくれた事には深い感謝を。

狙撃の際は、左腕を負傷したことで筋を傷め、刀を上手く握れないようになる。
結果、伍長である葛岡様に次期隊長を打診するが受けられなかったため、不自由な「左腕」の代わりになれと話を付け、以降も二番隊を率いることとなる。

4.あなたの「現代編」の軌跡&ドラマ

【初期】・続:目指せ「頼仁&樋高」と違うキャラ
    ・のんびり。緩い。穏やかさん
    ・敬語。とことん敬語。相手が家族でも親友でも犬でも猫でも敬語。
    ・記憶は初期から全て憶えている。

自分から積極的に「過去」を話すことはなく、記憶はあってもあくまで灰藤は「藤原」「樋高」の記憶を有した別人間として行動。
(ただし、お酒入ると昔の口調が意図せず出たりする。)
藤原頼仁・樋高惣二郎に「逢いたい」という言葉や態度があった相手のみと、過去を共有するに至る。

5.あなた自身のドラマで心に残ったシーン
頼仁〜樋高で、価値観や考え方が変わった事が大きかったです。
勿論全員の方とでしたが、特に秋成様、五十鈴様、葛岡様の人生と関われた事で、かつては感情というものを蔑ろにしていたものが、他人を想う事が出来るようになったのだと思います。
頼仁が「他人や自分を駒として見るな」と数名からいう言葉が、その後のロールにも生きました。
あとは、頼仁があまりに不幸を背負いまくっていて、個人的に「美味しいな!」と思いつつ、血反吐を吐いていたという所が(笑

6.他のキャラクターの思い出のシーン
前世の一連を含めての、紀谷様・椿様のゴールインはとても素敵だったかと!
それと、水無瀬様の最後の大立ち回りには感謝感謝でした。

7.全体を通してどこが良かったか
過去の因果が、良い意味でも悪い意味でもロールに生きており、
「そうくるか!」という展開に、背後は終始ぎゃあぎゃあ叫びつつも、時々涙しつつでした。
「何処が良いか」というのが選べないので、全部でしたと言っておきます。

8.皆へのひとこと
色々と波乱万丈でした。今思えば、3ヶ月という期間のはずが、
平安期がそれこそ転生でもしたように昔に感じます。

皆様と最期までお付き合い出来、藤原・樋高・灰藤を生き抜かせてあげられたことを、とても嬉しく思います。
灰藤は今後も、平安時代の公家の在り方を「藤原」視点で教えたり、
幕府への忠義やら信念の欠片も無い「樋高」の思考を浮かべつつ、新撰組の「誠」なんぞの講義をする事でしょう。
皆様とは、2014年以降の未来でも、きっと親しい時間を過ごしていくのだと思います。
おつかれさまでした。

灰藤『来年もよろしくお願いいたしますね^^』


源透流&宇喜多俊介&椿明稀彦

1.『平安編』源透流・陰陽師(木・土属性)・D(藤壺女御の仇を討つ者)
 『幕末編』宇喜多俊介・壱番隊隊長・二(城沢蒲生を暗殺した者)
 『現代編』椿明稀彦・狂言師

2.あなたの「平安編」の軌跡&ドラマ

源透流(みなもとのとおる)、幼名は千早。
幼い頃から陰陽師としての素質を見出され、神童と称えられ名を馳せるが、
武門の一族たる源氏の傍系でありながら、武術に長けぬ劣等感から、力に固執する傾向にあった。
とある管弦の宴で笛を披露した時、橘家に里下がりしていた藤壺女御と出会い、
子供だからと御簾の内まで近付く事を許され、「一芸に秀でる事は悪い事ではない」と
自分の現状を肯定されてからは、益々術を磨く事に腐心すると同時、権力への野心に目覚めていく。

その後、元服して名を透流と改め、藤原家から妻を娶り、順調な出世を遂げていた男は、
女御の訃報を知ると、すぐにその死を不審に思い、築いてきた地位と能力の全てを注ぎ込み、
三年の歳月を費やして呪殺の真相を突き止め、左大臣とその嫡男である左近中将への復讐を誓う。

そんな中、都が次々に怪異に襲われるようになると、陰陽師としての華々しい活躍とは裏腹に、
左大臣は呪詛に倒れ、自らの手で復讐を遂げる為にと治療の術を施すが、力及ばず大臣は死亡。
蟲毒の持ち主を知る人と知り合うも、運命に翻弄されるように再び巡り会う事は叶わず。

矛盾に悩み、目的を得ては見失う挫折と苦悩の日々の中、日下部穂叢氏に思いを告げられる。
彼に惹かれている事は自覚しながらも、女御の無念を晴らすまではと愛の言葉は告げられぬ侭、
「全ての業から解放されたら、共に東国へ行こう(結婚しよう)」と約束を交わすが……

<中の人的な補足>
・陰陽師といえば、強くて頭が良くて性格の悪い美形が良い!という趣味に走ったキャラメイク。
・ただし目的が初恋の人の仇を討つ、だったので、根は甘っちょろいロマンチスト、という設定。
・策は巡らせても、感情面で嘘は吐けない、というマイルールで動かせていたので、その点は満足。
・ゲーマー思考過ぎて、別に正義の味方キャラじゃないのに、呪詛を退けたり、都の守護者的な立ち位置に。
・ゲーマー思考過ぎて、正体Cが『自分の目的に不利になる事』をする筈がないと思い込んでいた。
・Xデーの結果を見てからは、あの死亡シーンしか思い描けず、丸一日悩んだがそのまま死亡。


3.あなたの「幕末編」の軌跡&ドラマ

宇喜多俊介(うきたしゅんすけ)。養子に入る前の名は、今井俊太郎。
幼い頃から活発な少年で、近所の道場に通い始めると、瞬く間にその才能を開花させるも、
そこで出会った幼馴染みの少年(後の藤堂幸之助氏)を巡る事件により、道場は閉鎖。

その直後、一家は鬼に襲われ、両親は死亡。偶然、通っていた道場での評判を聞いて訪ねてきた
長門雄作に間一髪の所で命を救われ、彼の世話で宇喜多家へ養子へ入り、道場に預けられる。
怒りと憎悪に燃える『鬼』の存在を己の裡に感じながらも、「己の内なる鬼を飼い慣らすのが剣客」
と教えられ、彼の元、『長門の懐刀』と称される江戸でも有数の剣客に成長していた。

彼と同志達と共に、壬生浪士組の結成を経て新撰組へ。壱番隊隊長を任されると、新選組の理想と
志を守る為、筆頭局長『城沢蒲生』以下数名の城沢派隊士を、数人の隊士と共に粛清した。
長門雄作こそ己が剣を捧げる相手と心底惚れ込み、彼にその手を汚させぬ為の決断でもあった。

そんな中、鬼による志士襲撃事件が起こると、何かに導かれるように『災い』の現場へ足を踏み入れ。
間者や鬼の存在を知るにつれ、犯した罪の意識と「仇を討て」という内なる声に苛まれるようになり。
再会した幼馴染みへの友情が、確かな絆へと変化していく中、これが恋だろうかと思い悩み。
ふとした切欠から、それまではただ兄のように慕っていた監察方・紀谷嘉邦氏への恋心を自覚すると、
前世の記憶は思い出せぬ侭ながら、「愛している」と言えないまま後悔するよりはと、自分の思いを告げる。

だが、「透流」と嘗ての名を呼ばれ、前世の記憶が一気に蘇ると同時に、気付いてしまう。
彼こそが、己が粛正した前局長の仇討ちを望む者であり―――今生では決して、結ばれぬ運命だという事に。

悲嘆に暮れ、失意と後悔に一昼夜泣き明かし、いっそ愛する人の手で殺されたいとすら望み、
「止めたければ、腕づくで止めろ」と言う親友を、一度は手に掛けようと思い余るものの、それも叶わず。
手を差し伸べてくれた封魔師・櫻庭芳野氏に協力して、副長・石田遼太郎氏を呼び出そうとするも叶わず。
逆に心配され、嘗ての恋人と同じ火傷の痕を見てしまうと、彼を憎みきる事も、自棄になる事も出来ず。
せめて一人では逝かせまいと、瀕死の紀谷氏の傍で自刃を図るも、『鬼』に目覚めた身は死ぬことも出来なかった。

最後に残された誇りは、『新撰組隊士である』ということ。川上氏の介錯にと櫻庭氏から愛刀を託され、
藤堂氏からの『紀谷氏が過去の己で、己が藤壺女御を殺した者だとしたら、どう思うか』という手紙で
漸く絶望の淵から立ち上がると、紀谷氏の切腹の介錯を申し出、その夜に彼と面会を果たす。

彼の口から城沢局長とのなれそめを聞き、彼の人生を捧げる『約束』を知ると、彼の最期の願いを叶え。
再び、戦乱の中に身を投じる。親友と誓った平和な世界を作り、運命の人を来世で迎えに行く為に。

<中の人的な補足>
・特に透流と別人にしようと思った訳ではなく、バトルが愉しすぎて剣客にしたかった。
・他の隊長達の名簿を拝見して、もういっそ分かりやすくていいか!と開き直ったキャラメイク。
・…の筈が、自分がやりやすい要素を盛り込んだ結果、腹ぺこ男子高校生のようなアホの子に。
・参加初日、蕎麦を啜っていただけで幼馴染みと再会してしまい、Lが早々に目的を見失うw
・後は前世の伏線回収ドラマに専念するつもりが、前世の橘様と全く接点が無く、大苦戦。
・実は、11/17の夜まで、穂叢さんの生まれ変わりを別の人だと思い込んでいましたorz
・前世のロム禁での口説き文句を呟かれる、という羞恥プレイに気付いた時の衝撃と悶絶は、忘れられません(
・お返し(?)に、俊介が告白する時には穂叢さんの言ってくれた台詞を織り交ぜました。
・以降、もうLで考えるのは止めてCのパッション赴くままに任せ、野放しにする事に(笑)
・櫻庭氏に撃って貰って人間に戻った後は、まさかの病死、という伏線は現世編で拾いそびれましたw


4.あなたの「現代編」の軌跡&ドラマ

椿明稀彦(つばきあきひこ)。現代編終了時点での本名は、紀谷昭彦(旧姓:椿)。
狂言方能楽師・椿流宗家の長男として生まれ、四歳で初舞台を踏む。

二十代の頃からは、俳優としてドラマや映画でも活動。映画『陰陽師!』安倍晴明役で好評を博す。
大河ドラマ『新撰組。』に出演し、俳優として宇喜多俊介の遺品に触れ、縁の地を訪ねたりする中、
前世の記憶を取り戻すと、”夭折した天才剣士”という過去作品でのイメージを覆す、
異色の宇喜多俊介役を演じ、賛否両論を巻き起こした。

それから十年後、テレビで書道家・紀谷榛高氏を見て、運命の人の生まれ変わりであると確信。
ホテル「シャレード倶楽部」のバーで出会うと、初対面で「結婚して下さい」とプロポーズ。
前世の記憶を持たぬ彼を戸惑わせるものの、紆余曲折を経てゴールイン。
結婚後は東京に新居を構え、互いの長期出張の際には着いていく万年新婚夫夫、となる予定v


5.あなた自身のドラマで心に残ったシーン

恋人様とのやりとり全部!と言いたい所ですが(笑)
穂叢さんとの和歌のやりとり、蔵での逢瀬、死亡フラグ満載だった最後の逢瀬(そして青か…(ピー)
嘉邦さんを前世の恋人と気付かず恋に落ちた居酒屋、茶室で告白後の私室、牢での最後の夜。
榛高さんと初対面でプロポーズ、意外とヘタレだった初夜(笑えない)、結婚式、小さな喧嘩。
……一番の思い出深いのは嘉さんの最後の夜ですが、Lが一番泣いたのは茶室での告白の夜、でした。

また、「良く眠れましたか」に「ええもう、夢見が良すぎて起きたく無い位ですよ」と嫌味を返した透流に、
「私も好きな人を夢で見てから、夢に期待してしまいます」と来て、このツンデレキラーめ!と悶えました。
”貴方の夢を見た”とは一言も言わない所が、流石小町様。あのストイックそうな穂叢さんが、というのも萌えでした。

6.他のキャラクターの思い出のシーン

ロム可で行われていたやりとり全部!と言いたい所ですが(ry
平安Xデー後の橘様、水無瀬氏、頼仁様の死に様はそれぞれ壮絶で痺れました!
千冬さんと芳野さんの井戸端でのシーン、近衛さん広瀬さんの噴水前でのシーンも感動ものでした。


7.全体を通してどこが良かったか

今回は期間が約三ヶ月と長かった事もあり、ゲームもドラマも目一杯愉しませて頂きました。
悲喜交々ありましたが、後から考えると、失恋した相手の部屋で心中未遂(笑)とか、
普通の街サイトでは出来ない、濃〜いドラマをやらせて頂いたかと。
また、一応全参加者様と絡めたので、その点でも満喫出来たなと思います。ありがとうございました。

8.皆へのひとこと

藤原頼仁/穂高様:
結婚式の祝電(カード)ありがとうございました! 多分椿が仕舞い込んでいますw
頼仁様とは、冷たい腹の探り合いロールが大変愉しかったです。
もっと美味しく立ち回れれば良かったのですが、第二部でギリギリ逢えて良かったー!

藤原秋成/丹村様:
秋成様との駆け引き(完敗でしたがw)も、丹村副長との殴り愛罵り愛も愉しかったです!
特に後者は、後半の宇喜多は暫くパッションの赴くまま状態だったので、
久し振りにCで暴れつつLでどうコントロールするか、と愉しませて頂きました。

橘/藤堂様:
第二部参加初日に再会出来たにも関わらず、役に立たない幼馴染みですみませんでした!
何か宇喜多周りだけ昼ドラ路線で、申し訳無いなと思いつつ、もう突っ走るしかなく…。
現代編は、藤堂君に見せる為に式を挙げたと言っても過言ではありません。

加茂鷹臣様:
うっかり勘違いして逆恨みしていてすみません(笑)
もっと腹を割ってお話したかったのですが、Cの性格設定と時間に阻まれた感じです。
正当派な陰陽師の雰囲気がとても好きでした、バトルしたかったかったです(←)

葛木/五十鈴様:
葛木さんに出来なかった事を、五十鈴さんで果たしてすみませんwwww(ちゃんと謝れ)
険悪歓迎!と書いていた通り、葛木さん白崎さんの第一声に「ひゃっほう!」と喜びました本当です。
きっと無茶ぶりしても応えてくれるだろうと、甘えてしまいました(笑)

平/櫻庭様:
二人揃って「精神状態:瀕死」だった第二部Xデーの当日が忘れられませんw
千冬さんに関しては、「キーアイテム所持で十二支の災を止めに来てたから、鬼は無いんじゃないか」、
と藤堂君には言ってたのに、あの時点では背後ごとすっかり忘れていたのでした(…)

巡慧/石田様:
遼さんの深夜飯テロが余りにも美味しそうで、眠いのに乱入せざるを得ませんでした(…)
ちょっと色々意識し過ぎて平安から現代まで全編通して微妙な距離感でしたが、ファンです!
多忙な中、誰だか分からないのにビデオレターくれた律儀な虎三様にもラブです!

弓削/門脇様:
泉助さんの大人の包容力に胸きゅんでした、おとうさんと呼ばせて下さーい!
弓削さんは毎度違う面を着けておられて、ぐぐるのが愉しかったです。
平安で割と初期の頃にお逢いしていたので、情報収集能力凄いな!とそこも尊敬です。

月刀丸/川上様:
月刀丸さんには、微妙な所で乱入してぶち壊したかと心配だったので、後入室頂けてホッとしました。
千冬さんには大変お世話になり、介錯までさせて頂いて、沢山絡めて愉しかったです。
現代編では直接お話は出来ませんでしたが、残ログでほっこりさせて頂きました。

水無瀬/三波様:
最後まで面倒臭い男ですいませんwwwww(草生えるw)
三波様とは余りお会い出来ませんでしたが、確執は大体ロールの中で消化出来たかなと思っているので、
「あ、あんたなんか大嫌いなんだから!ね」と無茶ぶりしても許してくれると思ってますw

葛岡馨様:
最初にお逢いした時には、初恋を拗らせた女子高生みたいな成人男子ですみません(…)
Xデー後、ほぼ抜け殻状態の宇喜多が、葛岡さんの言葉に「そこに誠はあるのか」と問うた時、
こいつの最後の誇りは『新撰組隊士であること』なんだな、とLが理解したのが思い出深いです。

穂叢/嘉邦/榛高様:
本当に語りきれないのですが、最高の思い出を頂きました、有り難う御座いました!
愛してますvvvv


橘惟実&藤堂幸之助&九条道明

1.『平安編』名前・職業・目的
  橘惟実・橘少将(中将)・B.御霊鎮めの歌を持つ月黄泉(ツクヨミ)の魂を宿す者

 『幕末編』名前・職業・目的
  藤堂幸之助・副長小姓・四、「二」の過去の幼馴染&『鬼の片腕』所持者

 『現代編』名前・職業
  九条道明・小説家

2.あなたの「平安編」の軌跡&ドラマ
 橘家の繁栄・存続のために呪詛を解こうとしていた。
 ただ、最期には呪詛を解く事は叶わずに橘家の滅亡が確定したため、橘惟実を宿主としていた"月黄泉"が、呪詛の穢れも親や兄弟殺し・自死の罪や穢れを抱えて一家心中を行って果てる。
 橘のその後と時に可愛がっていた平皓月氏の助けをかつての政敵であった藤原秋成氏に託して。

3.あなたの「幕末編」の軌跡&ドラマ
 子供の頃(元服前)に生き別れた宇喜多隊長との再会し、彼を敵から護る事と彼の望みである鬼退治のために動く。
 最初に10日間で鬼退治をする人やその協力者となれる人たちと一通り接触。
 鬼退治のアイテム受け渡しの橋渡しもする(丹村副長と門脇隊長、櫻庭隊長と樋高隊長)
 その際に鬼の片腕を討鬼師の丹村副長に託し、副長が1週間しても生きていれば信じると約束し、生きてからも後に鬼の腕を確認することを約束する。
 ただ、その後に確認しようとした際には宇喜多隊長を狙う者の情報と引き換えに、確認をせず。
 Xデー前日、当日と葛岡氏と心を通わせたり、櫻庭隊長より宇喜多隊長の鬼の事を聞いたり、紀谷氏を護るために宇喜多隊長に殺されかけるなど怒涛の出来事があった。
 Xデーには紀谷氏を撃つも、こちらも情緒不安定になっている所を葛岡氏に支えてもらって前向きに先の事を考えていけた。
 紀谷氏の事を局長へ報告、切腹へのトリガーを引き、同時に紀谷氏と宇喜多隊長が話せて少しでも心軽く今生の別れを行う事を願う。
 その後、狙撃隊を三波副長の指揮下発足、宇喜多隊長に命を預けて、宇喜多隊長と語った理想の刀も銃も必要のない世への礎になろうと明治の世まで生き抜く。
 その支えになるのは、前の世で知らなかった恋心を教えてくれた、伴侶である葛岡氏の存在で…。

4.あなたの「現代編」の軌跡&ドラマ
 葛岡氏の生まれ変わりである久隆氏との再会。
 久隆氏に自分が葛岡氏の生まれ変わりを探している、そう伝える勇気をもらえたのは丹村副長の生まれ変わりである四折節氏が生まれ変わりであると知り、探し人に会えるのだと背中を押してもらったから。
 紅葉の鮮やかな日本庭園で久隆死が記憶が取り戻したと聞き、今生でも心を通わせる事が出来た。
 平安時代でつかみそこない、幕末に樋高氏に貰って葛岡氏に御守りとして贈った紅葉を、今生では互いに掴んで贈り合う。 
 椿氏と紀谷氏の結婚式への出席は、今後というものを考えるきっかけとなった。
 23日、久隆氏からのサプライズで教会にて、久隆氏からはクリスマスカードに仕込まれていた指輪とこちらからはロイヤルブルームーンストーンのピアスを交換して改めて将来を生まれ変わった先も誓いあう。

5.あなた自身のドラマで心に残ったシーン
 色々とありますが、紅葉周りが特になります。
 最初はただのソロールだったはずが、樋高氏が拾ってくれたのでそのまま現代に繋がる物になりました。
 橘の頃に二度、庭園で紅葉を捕まえ損ねていたのを頼仁様が目撃されていて、幕末で樋高隊長に「今なら握っていられるだろう」と紅葉を掌に載せて頂きました。
 それを御守りの様に感じていて、宇喜多隊長に殺されかけた直後の時に葛岡氏へ生きる事を諦めないために大事なものだからと預かってもらう事に。
 さらにその後、葛岡氏より求婚の意味を込めたお母様の形見の櫛を頂き、代わりに預けていた紅葉を葛岡氏に渡すことに。
 現代では、久隆氏の記憶を取り戻す鍵になったり、お互いが掴んだ紅葉を交換し合う事になったりしました。
 平安〜幕末では掴めなかったものを現代で漸く掴めた、という形になります。
 最初は何となくと言った感じでしたが、紅葉は「希望、祈り、願い」そういったものを投影したものになっていました。
 その後、お互いの紅葉をキーホルダーとして二人の新居の鍵を飾ったり、久隆氏から灰藤氏からの頂き物である紅葉のストラップを頂くことになるのでしょう。 

6.他のキャラクターの思い出のシーン
 一番強烈だったのが源透流さんの最期。
 Xデーで討たれそのまま死亡も強烈でしたが、この恨み憎しみが籠った最期、その後千年続く愛しい人に愛していると伝えられなかった、という悔い、物凄く心打たれました。
 平安で絡めなかった二人の恋を幕末ですぐ傍で見守れて(?)よかったです。
 同じ最期で言うのなら、水無瀬正さん、巡慧さん、藤原頼仁さんの鬼退治周りになります。
 そこの部分だけでも一つの物語の様で、鬼と呼ばれた人とその鬼を殺した人が幕末で鬼となり永い時間を生きて、残した腕と胴が朽ち、笛が手元に戻るとか…。

7.全体を通してどこが良かったか
 皆さんが主役であり脇役であるということで密度の濃いドラマ構築がなされていたのでは、という所です。
 また、平安→幕末→現代と実質三部構成に近かったからよりドラマを濃くしていく事が出来たのではないかと思います。

8.皆へのひとこと
 三ヶ月間、本当にありがとう御座いました!
 濃く、駆け抜けられた日々でした。
 また皆さまとは何処かで一緒に遊びたいと切に願います。


平皓月&櫻庭芳野&槇広瀬

1.『平安編』名前・職業・目的:平皓月/平氏統領嫡男/F.左近中将を守る者
 『幕末編』名前・職業・目的:櫻庭芳野/三番隊隊長/6.封魔師
 『現代編』名前・職業:槇広瀬/弁護士

2.あなたの「平安編」の軌跡&ドラマ

「行動申請」等の表立った動きをせずにどれだけの推理・ドラマが構築できるか、に挑戦した結果、前半、サイトの流れから零れ落ちそうになり焦る。
このままでは「流した浮名は数知れず」という設定だけが残り、閨の帝王になってしまうと、後半、気を入れ替えて少し積極的に動いた(筈)。
前記のような理由もあり、ドラマというドラマは無いに等しかったが、平氏嫡男でありながら藤原の嫡男を守護するという立場(藤原の大臣に対する母親の懸想・妄執により、物心ついた時期から母親が死ぬまで「藤原様を御前が直接御守りする事は適わぬだろうが、御子ならば御守りできるだろう。何事があっても、この母の代わりに藤原様の御子を護っておくれ」と呪の如くに言われ続けて育つ)であるというアンビバレンツから、「後の世でまた会おう」と言ってくれた萩の左京大夫の言葉に縋るようにして、彼の「兄上の命を救う」という願いを果たし次の世でまた縁を結ぶ、それを自分が藤原家嫡男を護る事の理由と位置付けて抜け出す。
鬱屈とした、単独(笑)ドラマ。

3.あなたの「幕末編」の軌跡&ドラマ

「封魔師」が唯一総てを隠す事無く、また、絶対裏切らぬ相手である「討鬼師」が恐らく前述の左京大夫だと思い喜んだのも束の間、初回の会話から一切の接触が無くなりどうしたものかと途方に暮れていた頃、池田屋事件勃発の夜、井戸で洗濯中の川上千冬に出逢い、直後、自分が鬼に襲われた事などを経て、一気にのめり込む事になった(設定上は、男色Onlyの櫻庭が島原へ出向く際に、幾度も彼を指名していたので初対面ではない)。
やがて彼が「鬼」か「長州」か、という最悪の2択に悩まされる事になる。
そしてXday前日、「討鬼師」には最早、鬼を討つ意識が無い、最悪は「眷属」になっており、「鬼の片腕」も既に鬼に渡ったという結論に至り困惑。
それまで構築していた関係図が覆されるような事態にもなり、結果、封魔銃は放たれる事無く終わる(後日、鬼に覚醒した宇喜多氏の願いにより、封魔銃を用いてその鬼を眠らせた)。
櫻庭芳野のその後は様々な苦悩の末に新撰組に残る事を選ぶが、理想であり自分の「誠」の具現者でもあった長門局長斬首後、脱退。ついて行くと言う三番隊のほぼ全員を引き連れて会津に近い郷里に一旦戻り、改めて会津軍に合流した。
蝦夷へ渡り、戦乱の最中、榎本武揚を銃弾から護り、最後まで自分の「誠」を背に戦って死亡。
「櫻庭が掲げる処に敵の銃弾が飛んでくる」と不思議がられた愛刀「千雷」はこの時に刃が折れたが、如何にしても死んだ櫻庭の手から柄を外す事が出来ず。
共に焼かれ、残る刃は遺骨と共に郷里の墓に納められた。
春になると繚乱の櫻の花弁が散り注ぐ場所だったと言う。

4.あなたの「現代編」の軌跡&ドラマ

とにかく逢いたい人は多いのに時間が無いと言う悪循環。
平皓月も櫻庭芳野も槇広瀬も現代で言う「ヘマトフィリア」をごく僅かに患っていた、という裏設定を伝えられた人もごく僅かで残念。片腕の鬼より吸血の鬼に、それ故に、より強烈な憎悪・嫉妬・拘りを持った所以は此処。
もしもう一度生まれる事が出来たなら、生物化学者になって、たとえ吸血の鬼でも自分くらいの最小限の吸血量で済むようなサプリか何かを開発したい、そうすれば櫻庭のような「鬼だから敵」と思うような人間が少なくなり、本当の意味で共存が叶うのではないか、という野望を過去の記憶の覚醒後に持った。転生後の川上氏とは無事に邂逅できて、公私共々生涯のパートナーに。新たに縁を繋いだ人たちの法に関するあれこれをきっと常に快く引き受けて、槇広瀬として幸せに一生を過ごしていく事と思われる。

5.あなた自身のドラマで心に残ったシーン

1.平安編、源透流殿との白拍子の赤子を掛けた決闘。

2.幕末編、牢内。一気に惚れてのめり込んだ相手ですが、どうにも「この日ならやっとゆっくり逢える!」と約束した日に限って、櫻庭が襲われるとか川上氏が襲われるとかで平穏な逢瀬が少なく(笑)、挙句の果てには今度こそと思ったXdayにまた川上氏が血を抜かれると言う……そして切腹申し付け。
牢内でやっとゆっくりできた気がします。

3.現代編、壬生寺。近衛忍氏との邂逅の瞬間。

6.他のキャラクターの思い出のシーン

1.切腹申し付け(川上氏と紀谷氏)の御白洲。

2.まだ櫻庭が井戸で川上氏に声を掛ける前に、やはり井戸で川上氏が「惚れて通えば 千里も一里 逢えずに帰れば また千里♪ 逢えぬあなたに うらみのひとつも 逢えぬんだから 言えやせん♪ 五ぉ七 五おの 刃の後先 あなたは“しち”の さらに先♪」と都々逸を歌っていたシーンが印象的でした。
よし、次に見かけたら千里を越えて声を掛けよう!と(その時はLがチャットできない状況だったので)決めました。

3.蜂蜜をあげると増えるトナカイの妖精ルドルフ(当事者しかわかりませんが/笑)。

7.全体を通してどこが良かったか

やはり各自それぞれの濃いドラマが良かったです。ひとりひとりがこれという信念を持っていて、その為に生きる、その生きざまがとても良かった。

8.皆へのひとこと

広いようで狭い世界ですので、またどこかでお会いする事もあると思います。
その際はどうぞよろしくお願いいたします。


葛木兼続&五十鈴秋芳&白崎アキラ

1.『平安編』名前・職業・目的
名前:葛木兼続
職業:陰陽師(金属性)
目的:盗賊の統領を守る者

 『幕末編』名前・職業・目的
名前:五十鈴秋芳
職業:勘定方
目的:局長Bを守る者

 『現代編』名前・職業
名前:白崎アキラ
職業:元オペラ歌手

2.あなたの「平安編」の軌跡&ドラマ

配布された目的見た瞬間に思った事は一般的に見た場合「どう考えてもお前それ盗賊の統領の被害者じゃねぇか」という状況で命を救われた様にしようと思った事でした。
その結果「父親が盗賊に殺される(もしくは家が盗賊によって壊滅)。が、盗賊の統領が父親を殺した事によって自分の命が助かった」となり、そこから何で頭領を守ろうとしてるのがばれたら自分の命も危ないのに助けようとしてるんだろう、と考えた結果
「裕福な貴族の家に生まれた物の、物心ついた時から成人後までずっと、実の父親に倉に閉じ込められたりなんだりと言う虐待を受けていた。ある時、それこそ死ぬ寸前までの暴行を受けていた際に、家が盗賊の襲撃を受けて父親が死亡、家宝等を盗まれた結果に家は没落寸前まで壊滅、家が生き残る為に、兄の手によって陰陽師の家へと婿養子に出される。その際に見た盗賊の姿が脳裏に焼き付いて離れ無いまま何時か恩を返そうと思い生きている」
という過去となったのですが、これを踏まえて考えると、どう頑張っても年齢の半分は監禁生活になり、精神年齢がMLサイト的に非常に危ない事になるのではと気づいた頃には色んな意味で遅かったのでそのまま突っ込んで行きました。他の設定も思いつかなかったのも有ります。
大した修羅場もなく、周りに恵まれ、平穏とは言えないけれど充実した生活を送っていたなと。
ちなみに襲撃されたら死亡、特定失敗したら自害する予定でした。肺が弱いんだぜと言って平安編終了直後に死亡する予定だったけど色々逢って長生きしたり子供を引き取ったりとかそんな後日談になりました。

3.あなたの「幕末編」の軌跡&ドラマ

目的貰った瞬間「『十を探す』『十二から隠れる』 「両方」やらなくっちゃあならないってのが「十一」のつらいところだな」と呟いたのは秘密です。そんな器用な事出来ないよ!!と。
兎に角ボロは出さない様にしよう。と心がけた結果、あまりやらないタイプをするか、で秋芳になりました。
基本的にのほほんとしているけど、極端な身内びいきで敵には外道。お金にやかましいのは過去、金銭が元で家族を失った経験から。という設定だけを作っていたのですが、奢らせると後が怖い、とか、すっぽんの時に身銭切ってまぁ、みたいな反応されたり色々言われたのでそう言うキャラで良いよもう!となった結果、守銭奴属性が追加されました。可笑しいな…単純に、平安編が金属性だったから金を扱う勘定方にしよう、キャラ付けとして金にやかましくするか、と思っただけだったんだけどな…。
結構過去にこだわりなく、敵を探す事に集中していた…筈なんですが。
結果的に、どこぞの何かの修羅場のとばっちりを喰らったり、何だかとっても良い感じに友人の恋愛事情と友人の事情と自身が守る相手のあれやこれやに内心修羅場ったりと色々と酷く混乱していました。
目的の相手にめどを付けた後の方が修羅場っていたなーという。楽しかったですが!とても楽しかったですが!!
ちなみに、特定に失敗したら切腹。相手に特定されたら死ぬ予定でした。が、死ぬなと言われたので一瞬で取りやめました。もう死ねないですよね。あんなこと言われたら…。
幕末編の後の事は考えていなかったのですが、新撰組が無くなった後も生き延びて、金の動く様な職場についてるんじゃないでしょうか。結構国の中枢にある様な金融系の仕事について、帳簿と一緒に暮らしているのだと。


4.あなたの「現代編」の軌跡&ドラマ

どうでも良い話、アキラを漢字で書くと「明良」となります。読み方を変えると「あきよし」でした。
目的はない、現代、と言う事で、何故か外人キャラをやりたい!と思い立ったけど名前が長くなったのでハーフになりました。オペラ歌手になっているのは単純に一部の頃の術を引きずった結果です。尚、苗字に白が入っているのは金属性を象徴する色が白だからです。どこまでも金属性。病の場所が肺じゃなくって喉なのは、前世で首切ったから、という。全力の俺だぜアピールでした。
時代が進むにつれて年が上がって、それと逆に明るく軽く、そして謎のハイテンションになる現象の集大成がここです。
逢いたいなと思っていた人には大体逢えましたしぎゅっとできたしで幸せなんだろうなーと思っています凄く。
後、三味線ですが、無口な付き人「三ノ緒」が三味線の生まれ変わりというかそう言う存在という。


5.あなた自身のドラマで心に残ったシーン

実は全魂の人生の中で唯一直接手を下した、という設定でした門脇さん殺害。
後自分のドラマと言って良いのかどうか解らないのですが宇喜多さん(?)においここでそう来るかこの野郎…!!ととってもつやつやしていたのを覚えています。後々嫌味言ってやろうと思ってたのに無理でした。


6.他のキャラクターの思い出のシーン

平・櫻庭さんが可愛い。とっても可愛い。凄く可愛い。兎に角可愛い。特に櫻庭さんの時々出てくる「〜している狂気の人」という表現が凄く可愛くて悶えていました。悶えてはいけない場面に出てくる表現なのですが兎に角かわいくて。
日下部・紀谷さんも可愛い。兎に角可愛い。物凄く可愛い。でも可愛いって言うと怖いセコムが来るけど可愛い。
何だか知らないのですが、日下部さんと源さんのお手紙のやりとりがとてもとても可愛くて、印象に残っています。キャラクターの特性上、お前その人で良いの!?という方面もあるかも知れませんが。
でもお二人が結ばれたのはおめでとうございます!でした。キャラクターは止めておけよそいつ!!という気満々ですが。酷い。


7.全体を通してどこが良かったか

皆さま一生懸命で。可愛い所もかっこいい所も面白い所も沢山あり、自分の信念に突き進んでいる感じが。とっても好きです。


8.皆へのひとこと

三か月間大変お世話になりました。今後どこかでお逢いする事もあるでしょうが、その時はどうぞよろしく。容赦なくお願いいたします。


弓削高嶺&門脇泉助&高咲出海

1.『平安編』弓削高嶺・舞師・源氏の血を断つ時読み
『幕末編』門脇泉助・十番隊隊長・ 潜入中の長州藩の間諜&副長Aを討つ者
『現代編』高咲出海・実業家

2.あなたの「平安編」の軌跡&ドラマ
設定厨なのと、平安後期がだいすきなので、いろいろ調べまくって作りました。
時読みの能力遺伝を恐れて恋愛せず。家族やだいじな人も作りたがりませんでした。
幕末のPCが長州人になったので、最期は山口県辺りでひっそり逝ったのだと。

3.あなたの「幕末編」の軌跡&ドラマ
幕末が苦手すぎて、逆にいろいろ調べまくりました。本も読みましたが、新選組関連多過ぎて追いつかなかった。
いちばん収穫だったのは三宅乱丈著、秘密の新選組です。(隊士に胸が生えるという飛んでも設定ですが、史実通りに話が進む漫画です。土方さん色っぽい・ステマ?)
拙かったり、これおかしいやん? てところがたくさんだったと思います。
長州弁はもっと使いたかったです。(全編下関弁の映画をようつべで見たりしていましたw)
狙撃に失敗しても成功しても死ぬつもりだったので、九番の目的も請け負わせていただきました。忙しかった。

4.あなたの「現代編」の軌跡&ドラマ
リアル事情がいろいろ切迫していたため、名前でひと目でわかりやすいキャラを、という方針でした。
これは幕末を挟まなくても初期からそうしようとは思っていたのですが、どう混ぜるかすこし悩みました。
逢いたい方も改めてお話ししたかった方もたくさんいたのですが、物理的に不可能でしたすみません。

5.あなた自身のドラマで心に残ったシーン
ロム禁ですが現代編で告ったところ。
たからものです。

8.皆へのひとこと
現在進行形で多忙の中にあり、いろいろ不精してしまっています。
皆様のご活躍、しっかり思い出として残っています。
また何処かでお会いできたら嬉しいです。