京都御苑の西の門。
1864年(元治元年)、尊王攘夷派の長州藩と徳川幕府の間で勃発した禁門の変(蛤御門の変)で有名になった。
現在も、当時の銃弾跡が門に残っている。








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参加者(0):ROM(1)
Time:00:11:24 更新


ご案内:「蛤御門」から紀谷榛高さんが去りました。 (12/06-03:58:57)
ご案内:「蛤御門」から槇広瀬さんが去りました。 (12/06-03:28:27)
紀谷榛高 > ……あ…、…あの。…―――それじゃあ、今度また、夜に(また夜にどこかで会えないかと、そう言いかけて言葉を飲み込む。言葉通り、生唾を飲み込むようにして。ほぼ初対面の己にそんな事を言われても困るだけだろうと、冷や汗かきつつ視線を彷徨わせ、何でも無いです、と下手くそな誤魔化しをして)新撰組がお好きなら、うちにご案内出来たら良かったのだけどな。(紀谷に関する資料なら、紀谷本家に勝るものはあるまい。実家に招待できないことを嘆きながら、連れ立って車へと。車内では相手の仕事の話しやシャレードのお勧めの施設のことなど話して、フロント辺りで、丁寧に頭を下げて別れる) (12/06-03:20:33)
槇広瀬 > ああ、嬉しいですね。お仲間発見、だ。私も完全に夜の住人です。もしもこうして夜にふらふらしてるのを見たら「ああ、あの男はまた月の光りを浴びているんだな」と思ってください。(皮肉や嫌味では無いのだと口にするのは、自分がそう言った誤解を良くされがちだと自覚しているからであり、また、別に普段誰にそう思われようが如何でもいいと思うのだが、この男に対してはそんな風に思っては貰いたくないと。何故かは未だ、自分でも解っていないままだが)……ああ、確か、そんな名前を見た事がある、…───(見た事・聞いたこと。それらがあるよというような、そんな物ではなかった。そんな感覚。自分の中にその名を刻んで、ふと申し出を請け負った)…私は仕事柄、人を見る目、特に男を見る目は自信があります、(大丈夫、と返して笑む。それから、では行きましょう、と促し車へと。互いの身体を車内に納めれば、一路シャレードへ向けて走らせるだろう。車内では他愛の無い会話がされた事と) (12/06-03:07:25)
紀谷榛高 > こんなことを言うと子どもみたいですが、冒険心が掻き立てられるところもあります。夜は、どこか神秘的と云いますか、(そして、こうやって冒険と言う名の観光に勤しんでいる訳だ。問いかけに答えると此方を向いた相手の表情を、やはりちらちらと盗み見る。笑みを含んだ表情は優しく、月のようだと思っていた整った顔立ちに、温かさが宿るようだ。思わず己も、目を細めて笑みを浮かべ)………面白かったですか…?(皮肉を込めて言っているのではと疑惑の眼差しを向けるも、口調の優しさは嘘には聞こえない。他意の無い相手の様子に、己も小さく笑みを漏らして肩を竦め)…そうなんですか?私は全然、歴史に詳しくなくて。紀谷嘉邦と言うんですよ。有名なのかどうかもよく知らないですが。(良かったら是非調べてみてくれと言うように祖先の名を。相手からの申し出には一時目を丸くして)……槇先生こそ、会ったばかりの男を助手席にのせるのが嫌でなければ。 (12/06-02:50:10)
槇広瀬 > ……私も、実を言うと夜が好きです。こんな時刻に観光名所で脚を止めているほどにはね。…何もかもを白日の下に明らかにしてしまう太陽では無くて、語り掛けるように降り注ぐ月光。自分んも問われるならば後者が好きだと言って改めて門を見上げた。が、続けられた言葉に思わず視線を返し)……面白い事を言うなあ、(思わず、と言ったように笑いを含んだ声音で口にした。目や口がついているという答えを純粋に「面白い」と言って笑ったのであって他意は何も無く)───それは何と言うか、羨ましいですね。私は新撰組には子供の頃からとても興味があって。(京都に墓が、と聞けば、そうでしたかと頷く)……紀谷、という名字は珍しいものですから、調べたら解るかな、……(自宅にある資料を見てみよう、と密かに思いつつ)……今夜もシャレードにお泊りですか。もしそうであれば私もなので、宜しかったら一緒に帰りませんか。初顔の男の車に乗るのが嫌でなければ、ですが。 (12/06-02:24:30)
紀谷榛高 > 駆りだされる、という程の量でも無いのでしょうけれど。まだまだです。……――――はい。太陽の柔らかい光も良いですが、月の、冷たい光の下では、いっそう凛と見える。(貰った名刺を懐へ収めると、顔ごと余所をむいて景色を眺める。相手が首を傾げているとは露知らず、月明かりを受ける門を見ていると、問い掛けられ)……あ、…いいえ。………目やら鼻やらがついてます。(顔は余所を向いたまま、然し申し訳ないことをしている自覚はある様子で、気不味そうに視線をちらと相手へ向け。今時小学生でも言わないような言い訳は、語尾に向かうにつれ小さくなる)日常へ戻れなくなりそうで、怖いなあ。……ああ、よくご存知ですね。高祖父の弟が、新撰組に在籍していたそうです。京都に墓があるそうですから、いずれ行ってみようかと。(己はあまり歴史に詳しくは無いが故に、己の祖先がどの程度有名なのかはよく知らないのだが。名刺の入った己のポケットを布の上から軽く叩き、困った時には助けて下さい、と) (12/06-01:53:21)
槇広瀬 > 成程、それは確かにそうですね。本来の仕事は元より、メディアにも駆り出されておられる、…───細い月の灯りが似合いますね、この古い門構えに。(昼とはまた違う赴き、と口にする彼へ同意を示して頷くも。何か敢えて目を逸らされているような感覚に不思議そうに首を傾ける。気を悪くしているなどという事はまるで無く)…私の顔に、何か、ついていますか、(夕飯時の飯粒とか。そんなものがついていれば三十路男に指摘するのも憚られ目を逸らしたくもなるだろうと指先で自分の頬や口元を触ってみながら)……殿様、ああ、そんな感じですね、本当に至れり尽くせりで。心地好くて、顔見知りが出来るくらいに通ってしまう。……紀谷さん、という名字は、新撰組所縁だと聞いたことが。ええ、巷で流行の勝率100%、金さえ積めばどんな極悪人だって無罪にしてみせる、などとは口が裂けても言えませんがね。(勝率はそれなりに、です、と笑って見せる) (12/06-01:33:22)
紀谷榛高 > 私は、昼間はなかなか時間が空かなくて、こんな時間に。…でも、静かなのもまた趣が違って良い。(数少ない夜の観光客だと、肯定するために頷きを返し。暗がりで詳細を判別できていなかった相手の容貌が、目が慣れるに従い端正なものであることに思い至って、視線は直ぐに、ゆらりと斜め下方へと下がる)私は初めて泊まりましたが、良い所ですね。毎日、殿様にでもなった気分ですよ。……ええ、紀谷榛高と申します。(己の名を知っていてくれたとあれば、有難うございますと軽い礼をして。名刺を受取る折にはさすがに目線を正面へ戻し、それでも手元ばかり見て、両手で受け取って)…槇、先生。……へえ、弁護士さんですか。 (12/06-01:16:04)
槇広瀬 > 日も変わって暫く経つ時刻ですからね。この寒空の下、観光名所巡りを擦る物好きが自分の他にいるとは考え辛い、(しかし貴方は数少ないその一人だろうか、と言うように双眸を細めつつ。見返される視線と、継がれた問いを受けて、ああ、と)……確かにシャレードは居心地がいいので常宿にさせてもらっています。が、貴方の事は恐らくTVで拝見した事がある、…───紀谷さん、(書道家の、と続けようとした声が何故か出なかった。相手の名を口にしたその時に、「何か」が神経に触れた気がしたからだったが。僅かに間が空いて、その後)…私は槇、といいます。弁護士をしておりますので、何か面倒事が起こった際には是非御用命を。(名刺を差し出して営業などもしてみる) (12/06-01:03:11)
紀谷榛高 > (鼓動を跳ね上げた心臓を落ち付かせようと深く息を吸い、ゆっくりと吐く。やや暫くして心身ともに落ち着いてくると、小さく笑いながら、謝って貰う必要は無いと示すように首を左右に振り)……同じです、私も、誰も居ないと思ってましたから。(お互い様だと暢気に笑っていると、相手の視線が己の容貌へ向いていることに気付いて、己も見詰め返し)…………あの、……シャレード倶楽部にご宿泊なさってませんか、もしかして。(だから面識が有るような気がするのではないかとの自分なりの憶測でもって訊ね) (12/06-00:51:30)
槇広瀬 > (この刻限にこの場所で、行き合う人、しかも丁度反対側から正面切って誰かと顔を合わせる事など無意識の内に無いと思っていた所為の独り言だった。自分の内面に神経を向けていたからか、彼が近づいてくる気配も足音も捉えられず。ほぼ目前で相手が自分の声に驚いたように立ち止まって初めて、その存在に気付いたと言うように目許を瞬かせ)……ああ、済みません。誰もいないと思っていたので、…驚かせましたか。(改めて声を掛け、相手の姿を視界に捉える。何処かで見た事がある、そう内心暫く考えて思い至る。メディアで幾度か取り上げられているのを目にした事があった相手だと) (12/06-00:43:25)
紀谷榛高 > (門へと歩み寄る相手と、門をはさみ反対側から歩む足音が近付いてくる。革靴の軽い足音はゆったりと遅いが、門へと到達するにはそう何分もかからない。足音の主は門を見上げたり、周囲へ視線を巡らせたりなどしており、観光目的でやってきたことが容易に見て取れるだろう。門の傍まで来てからやっと人影に気づくと、夜中に人に出くわすとは思っておらずに、驚きのあまり足を止める。独白が断片的に聞こえてきたような気がして、目線を相手へ向け、じっと目を凝らし) (12/06-00:36:22)
ご案内:「蛤御門」に紀谷榛高さんが現れました。 (12/06-00:27:48)
槇広瀬 > (そのどっしりとした佇まいにゆっくりと近づいていく。幕末の動乱を経て今も尚、こうして御所跡に残る木造の門。有名な話だが、そこかしこに嘗ての名残として銃弾の痕や傷が幾つも見て取れる)…────、(言葉は無い。しかし説明のつかない感慨深さが身体の奥深いところから込み上げてくるのは何故なのか。自分でも説明のつかないその感覚は、この蛤御門だけではなく、この京都の幾つもの場所で感じられるものだった。そしてそれと同時に改めて思う、自分の中には何をもってしても埋められない空洞がある、と)……馬鹿な話だ。感傷的にも程がある。 (12/06-00:11:39)
槇広瀬 > (近くで行われた依頼人との打ち合わせが思ったよりも長引いて漸く自由になったのがこの時刻。定時などという物からは縁遠い職務と知りつつも、やはり時には溜息のひとつも吐きたくなるのは否めない。勿論、裁判に勝てばそれに相応しい対価は支払われるのだが、余り金という物に執着心が無いからかそれにより須らく満足するという結論には達しないのだった。沢山持っている人間の傲慢で贅沢な言葉だと言われますよ、と、よく助手には窘められるのだが実際そうなのだから仕方が無いではないかと思うところが駄目なのだろう)……ああ、蛤御門か。(ぼんやりと歩いていたら視界に入った名所旧跡。思わず足を止めて眼鏡の奥の眸を細めた) (12/05-23:38:42)
ご案内:「蛤御門」に槇広瀬さんが現れました。 (12/05-23:22:19)