
多賀耕四郎が営んでいた武具商『柏屋』。
起(むく)り屋根の商家らしい造り。
間口が狭く奥行きが広く、表玄関を入ると番台、仏間、奥座敷が一列に並び、奥には二階に昇る箱階段。
二階は納戸が一間。
店の奥に進み裏口から出ると中庭、土蔵が在る。
池田屋事件後、店は取りつぶし。店の使用人は捕縛され入獄。
「家屋売り出し」の札が貼られている。
【ロム可/ログ残留/この部屋のすべてのログはPC伝聞情報として利用可能です】
<推理ゲーム投下>
「武具商 柏屋」で起きた事件は、連続殺人事件第六弾です。
謎を解き、事件を食い止めてください。
柏屋で、PCが過激尊皇派浪士たち4~5人に「貴様、此処で何を嗅ぎまわっている」と行く手を阻まれ戦闘するロールを廻し、バトルダイスを一回振ってください。
副長&隊長は1d100+30で相手を攻撃。
伍長&隊士は1d100で相手を攻撃。
隊士見習いは1d100-30で相手を攻撃
銃で戦闘する場合は全員一律1d100
『80』以上で浪士たちを斬殺。ゲームヒントをPC私書箱宛てにお送りします。
『79』以下で、貴方は浪士たちに袋小路に追い詰められ、駆け付けた新選組隊士が浪士たちを斬殺。
期間:11/16 18:30~11/17 18:30
参加資格:全PC
●この部屋には固定パスワードが設定されています。
参加者(0):ROM(1)
Time:01:46:33 更新
ご案内:「武具商『柏屋』」から川上千冬さんが去りました。
ご案内:「武具商『柏屋』」から宇喜多俊介さんが去りました。
■宇喜多俊介 > 遅れそうなら半刻後(RT16:00)でも大丈夫だよ、……先に何か食べてるかもだけど。(はらぺこ隊長。相手の隊の隊長とも軽く挨拶を交わして、己は部下を引き連れて屯所へと引き上げ)
■川上千冬 > 『生贄の羊』? (思わず耳慣れない言葉を復唱し、物憂げな表情を見やって思案げに指先を顎に。相手の切り上げる気配を察してもの想いから戻り、相手の方へと顔を寄せる)へえ、それまでには、屯所戻れると思います。ちぃと遅れたらすんまへん。(もう一度頭を下げ、踵を返して足早に隊長と同僚のところへとかけ戻る。ぼちぼち帰ってきはじめた追手組と合流し、市中を見回りながら屯所まで)
■宇喜多俊介 > 腕というか、多分ね……俺は伴天連の言うところの『生贄の羊』って奴だと思うから。(だから多分、襲われない、と少し憂いげな顔で)……もっと早く、手を打つべきだったんだ。…あんな事までするとは、思わなかった。(小さく溜め息を吐くと、後にしよう、というように首を振り)……ん、じゃあ四半刻(30分)後に……(耳貸して、と内緒話)
■川上千冬 > ……そうどすなあ。(多分流石に馴染みの店でも追い返される、さらに局長や副長から、そんなナリで飯屋に入るなと厳命されている気がする。追いついてきた隊長以下、市中に散った以外の隊士が集まっているのを目にし)へえ、ぼくは隊の皆とあっちの道から帰ります。これからお昼やったら、18時過ぎ、19時頃までは。(猫の話をどう誤魔化すか、誤魔化せないならどう謝るかの悪だくみをするならば夜、21時以降と告げ)
■川上千冬 > へえ。すんまへん。(先日命を拾った男にはその言葉は重たく響いた。局長とはほとんど面識がない故に、相手の一面として気持ちに焼きつき)そりゃあ、その剣技を見せられたら、普通は襲おうなんて考えません、時間の無駄どす。……警戒しとる頭のええ人間を騙すんがほとんど不可能なように、油断しとらん隊長はんを斬るんはむつかしい。絡め手で来るかもしれまへん。……僕かて、平隊士に手ぇは出さんやろと高を括っとった矢先のお話ですさかい。
■宇喜多俊介 > (五十鈴さんの三味線(親)、勝手に持ち出したのバレないといいな、見られてたし無理かな……と明後日の方向を見つめておく)
■宇喜多俊介 > うん、……でも先に屯所に帰って風呂だね……(幾ら隊士馴染みの店でも、血塗れは嫌がられそうである。普段は返り血をあまり浴びぬ足の運びだが、先程はそこまでの余裕は無く)千ぃちゃん、何時頃まで平気? 俺、一度帰って着替えてくるから、良かったらどっかでご飯食べようよ。
■宇喜多俊介 > (「痛いって事は生きてるって事だ、感謝しろ」とか言い放つ口調は、剣の師である長門局長に似ていたかもしれない、余談。己に庇われては肩身が狭い事など承知の上だが、刀を収めると頭を下げる相手の)うん、ありがとう。……腕に覚えのある隊長や副長達まで襲われてるからね、油断は出来ない。まあ俺は、多分襲われないと思うけど。(小さく肩を竦めると、手拭いをありがとう、と受け取って顔を拭き)
■川上千冬 > ……ご飯、ぼくもまだどした。どこかでご飯食べたいなあ……(しかし相手の姿では。屯所に戻るしかないか。三味線(猫)はご褒美として、今頃かまぼこや魚の身アラをたらふく貰って顔を洗っているに違いない)
■川上千冬 > へえ。……ほんまに、ご心配とご迷惑とおかけしました。“寝ついとった”もんで、ちぃとでも遅れ、取り戻しとうて、隊長に無理言って出動させてもらいました。……けど、またご迷惑かけて申し訳ありません。おおきに、ありがとさんどした。(深々と頭を下げて)そないなこと言わはったって、宇喜多はんかて、いえ、宇喜多はんこそお気をつけください。その腕がおありでしたらそうそう不覚は取られへんでしょうが、万が一がないとは言えまへん。(顔まで血が飛んでいるだろうか。手拭いを差し出し)
■宇喜多俊介 > (そして何か昼にも大捕物(?)をした<本日の事件>を思い出し(?)て、顔を見合わせ)……お腹空いた。(お昼食べてる暇無かったと思われ)
■川上千冬 > (噂には聞くし、何度か見てはいるが余りに鮮やかな変貌にすっかりペースを奪われ、引かれるままに手を取られ)いた、イタ、痛た! 痛いです色々と!!(少々動きは気怠げに鈍いが、特に傷を負っている様子はない。大袈裟に痛がって見せ、平隊士である自分が隊長の、しかも別の隊の隊長の背に庇われているという情けなくも申し訳ない状況に眉を下げ、肩を落として途方に暮れる。相手が白刃を収めてやっと、強張った身をほぐし)
■宇喜多俊介 > ……あー、吃驚した、……間に合って良かった、本当に。心配してたんだからね、その、……例の話、聞いて。(飲み水に毒を盛られた話など、往来で口には出せずに言葉を濁し)……さ、早いとこ引き上げよう。暫くは一人にならないように気を付けるんだよ、千ぃちゃん。(その為に仲間が居るのだから、と、返り血を浴びた壮絶な姿の侭で、常の口調で言いさし)
■宇喜多俊介 > (これが二週間ほど前、何もない店先で転んでいた男と同一人物とは誰も思うまい、という新撰組壱番隊隊長の『剣を抜くと別人』な姿であった。この通り、と言う相手の言葉にも構わず、左手で相手の右腕をやや乱雑に引き寄せると、背中、腰、腕、とバシバシ叩いて庇う様子が無いのを確かめると、しばらくは相手を庇うように袋小路に立って敵が来ないかを確かめ、部下達が戻ってきて何人確認したと報告をすると、漸く懐紙で血の汚れを拭って刀を収め)
■川上千冬 > (怒鳴りつけられて思わず首を竦める。普段が明るいからこそ、こういうときの気魄は鬼気迫るものがあり、同じ隊ではない自分はその姿を目の当たりにすることも少ないから、まれに見ると身が縮む思いがする)―――……へえ、お手数おかけしました。お陰さんでこの通り、かすり傷一つありまへん。(追いついてきた仲間のうちの誰かが伝令に走り、此方の隊も追討の命が出た。彼らも別方向へと散り)
■川上千冬 > (あくまでも自分は囮。その後ろから追ってきた隊士が囲んで斬りつけるのが目論んだ展開であったが―――……総てを掻っ攫うような一陣の疾風。何か白いものが煌めいて回った、と思ったときには終わっていた。鮮やかな、ほぼ完璧に近い剣技を目の当たりにして背筋に怖気が走る。忌まわしいものを見たときの恐れや嫌悪ではなく、神業に出くわした際のそれ。飛ぶ血飛沫の匂いと、追ってきた隊士の「宇喜多さん!」との声で我に返れば、鬼神は知った顔であり)
■宇喜多俊介 > (気合い一閃、抜刀の勢いを存分に乗せた素早い居合いの一撃が浪士を斬殺し、襲われていた隊員は無事かと相手の顔を確かめれば、そこで漸く相手が誰かに気付き)千ぃ、………病み上がりが、心配させんな、莫迦ッ!!(背後の部下に向かって、「まだ仲間が居る筈だ、追え!」と指示を出すと、相手へと駆け寄って怪我は無いかと改めて確かめ)
■宇喜多俊介 > (何やらこの界隈で隊士が襲われる事が続いているらしいと聞いていれば、部下を引き連れての出動となった。目当ての店の近くまでやってくれば、今まさに襲われている所、だったらしい。飛び込んだ先は袋小路の筈、と地理が閃いた途端に、壱番隊隊士達の誰よりも早く駆け出して飛び込み)ッ、………そうは、させるかッ!!(川上氏へと襲いかかろうとしている浪士の横合いから駆け寄り様、居合いの一撃を放とうと) 1d100+30→91+30=121
■川上千冬 > (こちらの方が大人数だが、如何せん店の玄関先であれば自然一対一の戦いとなる。囲んで斬れるところへと誘い出すために、逃げると見せかけて踵を返す)「壱番隊が近ぅいるはずです、応援呼んできます!」(そうはさせじと追いすがる追手を連れ、怯えて逃げるように振り返り振り返り走る。追手の後ろから、浅葱のだんだらがさらに追ってくるのを確かめながら、広めの袋小路へと誘い込んで、立ち止まり振り向く。ただ「新選組、覚悟!」と叫ぶ男が刀を大上段に振りかぶるのを静かに眺め)
ご案内:「武具商『柏屋』」に宇喜多俊介さんが現れました。
■川上千冬 > (「貴様、此処で何を嗅ぎまわっている」出し抜けの声に振り向くと、不逞浪士らしき人間が数名、後ろから忍び寄っていた。同僚の隊士が下がれと言うが、抜き身の相手を見れば手は反射的に鯉口を切っており) 1d100→69=69
■川上千冬 > (病み上がりで初仕事。もう一日休めと言われるのを押して人数に加えて貰った。隊長も、今日は柏屋にて起こった事件の事後調査であるから荒事にはなるまいと承諾で連れて来たものの、普段は真っ先に鯉口を切れる位置に配置されている自分が隊の後ろの方に置かれている。前にあるのはたくさんの人の背中。新鮮な光景だと呑気に思っていたら)
ご案内:「武具商『柏屋』」に川上千冬さんが現れました。
ご案内:「武具商『柏屋』」から櫻庭芳野さんが去りました。
■櫻庭芳野 > (対峙した男には深手を負わせたものの、その物音を聞きつけたのかわらわらと現れた数名の男たちを相手取りながら、徐々に退路の無い処へと追い詰められた、と思った矢先。「隊長!」と声が掛かり店内からの三番隊士たちの助成を受け、撃退)……ああ、済まんな。私とした事が不覚を取った。(刀を収めて一息。今日は雪かも知れませんねェ、と空を仰ぐ隊士の後頭部をぱァんと好い音させて叩きあげて笑った後。「道場行くぞ」の掛け声とともに引き上げていく)
■櫻庭芳野 > (放って置かれている店内は日も挿さず風も通らずで一種独特の匂いがする。検分する隊士たちを背後に置いたまま更に奥へと足を進めたところに)「貴様、新撰組か!此処で何をしてやがる!!」と、いかにも柄の悪そうな浪士が行く手を阻んだ)……それは、此方の台詞。(「貴様、此処で何をしている」と同じ言葉を口にする。と思わせておいて何も言わぬまま、いつの間にか抜いた愛刀をいつの間にか振り払った) 1d100+30→31+30=61
■櫻庭芳野 > (昼前に起きた事件だと聞き及び、一連の連続不審死に関わる事だと当りを付ける。三番隊士を引き連れてあの「柏屋」へ向かい、持張り二人を店先に残して中を検めんと踏み入った)
ご案内:「武具商『柏屋』」に櫻庭芳野さんが現れました。