
屯所の北に隣接するする寺。
屯所北側裏門と、寺の正門は、道を挟んで、向かい合っている。
日本には珍しい律宗の大本山。
開創は奈良時代と伝えられ、1300年(正安2年)円覚上人が仏の教えを身振り動作に仕組んだ壬生狂言を創始したことで寺運は隆盛を極めた。延命・厄除けの地蔵菩薩として市民の信仰が厚い。
境内は大本山の名の恥じず広大であり、新選組の兵法調練場として使われている。
寺の住職が、「大砲を撃ったり馬で境内を疾走しないよう取り締まってください。けれど報復が怖いので寺からの嘆願だと言う事は内密に」との嘆願書を朝廷や奉行所に頻繁に送っている。
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十一月十日夕刻から十一月十三日夕刻まで壬生狂言が開催されている。
壬生狂言とは、「壬生さんのカンデンデン」という愛称と共に、古くより京の庶民大衆に親しまれてきた壬生寺で催される能である。
演目は三十。
勧善懲悪物や、平家物語・今昔物語などを題材にしたものが多い。
今秋の演目は、下記の二つ。
演目一:紅葉狩 (もみじがり)
観世小次郎信光作。
『平維茂(たいら の これもち)』の鬼退治を描いた物語。
『平維茂』の養父『平貞盛』は『平将門』を討った人物であり、平家の祖である。
シテ: 紅葉見物の上臈(実は鬼)
ツレ: 紅葉見物の侍女一行
ワキ: 平維茂
ワキヅレ: 平維茂一行
アイ: 美女一行の供者
アイ: 八幡宮の神
作リ物 : 大小前に一畳台、その上に岩山と紅葉
物語
場面は信濃国戸隠。
身分の高い上臈と、供をする若い侍女が数人連れ立って紅葉見物にやってくる。
絶景の中、地謡前に幕を巡らし美女たちの宴会となる。
そこへ馬に乗り供の者を従えたワキが登場する。鹿狩りにやってきた『平維茂』の一行である。
橋懸リでの道行きの後、楽しげな宴会が開かれているのを発見した『平維茂』は、供の者に様子を見てこさせる。
美女一行は素性を明かさない。
そこで『平維茂』は馬を降り通り過ぎようとするが、上臈が、一緒に紅葉と酒を楽しみましょうと誘惑する。
宴に参加した『平維茂』であったが、美女たちの舞と酒のために前後不覚に陥ってしまう。
上臈の舞う美しい中ノ舞は突如激し急ノ舞となり、その本性を覗かせるが、『平維茂』は眠ったままである。
場面は夜へと変わる。
アイによる八幡宮の神が現れ『平維茂』に、「美女に化けた鬼を討ち果たすべし」と告げ、神剣を授ける。
覚醒した『平維茂』は鬼を退治すべく神剣を身構え、嵐と共に炎を吐きつつ現れた上臈(正体は鬼。面は般若)と激しい攻防の末、ついに鬼を斬り伏せることに成功する。
演目二:羅生門(らしょうもん)
観世信光作の作。
京の羅生門に巣くう鬼と戦った渡辺綱の武勇伝。
シテ: 鬼
ワキ: 渡辺綱
ワキツレ: 頼光
ワキツレ: 藤原保晶 (平井保晶)
立衆: 頼光の臣
アイ: 渡辺綱の従臣
物語
丹波の大江山の鬼を退治して帰洛していた『頼光』は春雨の降り続く夜、自分の館に『渡部綱』『藤原保晶 (平井保晶)』をはじめ家来一同を呼び寄せ酒宴を催す。
近頃都に珍しい話はないかの問いに、『藤原保晶 (平井保晶)』は、九条の羅生門に鬼が出没するので日暮には人が九条辺りには近寄らぬ事を話す。
『藤原保晶 (平井保晶)』が羅生門へ行ってみようと言うので、『渡辺綱』は自分ひとりで確かめに行ってくると、皆が止める中、席を立って羅生門に向かう。
激しい雨の中を羅生門に近づくと、乗っていた馬が怯え立ちすくむので、『渡辺綱』は馬から降り羅生門の石段に上っていく。
そこに鬼が現れ『渡辺綱』の兜を掴んだ。
『渡辺綱』は兜の緒を引きちぎり、太刀を振りかざして鬼と格闘し、その腕を斬り落とす。
鬼は空を飛び、遠く逃げ去った。
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参加者(0):ROM(1)
Time:07:12:47 更新
ご案内:「壬生寺境内」から五十鈴秋芳さんが去りました。
ご案内:「壬生寺境内」から門脇泉助さんが去りました。
■門脇泉助 > ――寂しさ紛らわすだけが人との付き合いじゃねえけども。(ちと、お節介が過ぎたかもな、と緩く言い)部屋の詳しい場所までは知らん。(一先ず屯所までは案内もされずに帰ってゆく。部屋の案内は頼んで、一緒に布団に入る。其の儘ひと肌堪能し、朝まで)
■五十鈴秋芳 > 良し、頑張る(相手の言葉に触発されるかの様に。頑張る、と何やら真剣さを帯びた表情を作って見せてはすぐにいつもの笑みに変わって)難しいね。でも、真剣に考えた上で、だったら…単純に、自分の利益の為に争うってだけよりは、良いっぽいけど(そうなのか、と纏める相手に頷きつつ。撫でられる頬に気持ちよさそうに目を細めて)…弦とかいろいろ狂っちゃうから、やっぱり、駄目。猫はそうでも物は(それでも猫に関してはなにやら考える様な表情でもって瞬き)人と一緒に居るのに慣れる方が、寂しい、が堪えるからヤだよ。たまにこうやって一緒に居てくれる人を見つけられるぐらいが丁度いいし(不満そうに言いながらも、撫でる、と繰り返される言葉には抗議する様な目を向けつつも。繋がれる手には温もりを確かめる様に握り返して)…はぁい。私の部屋知ってるんですか?知ってそうですけど(先に行く相手に引かれるままに歩んでいく。宣言通りに一緒にと、部屋へと引っ張り込んではそのまま抱き枕もかくやの勢いで擦り寄っては一緒に寝る事を目標に)
■門脇泉助 > ――逢てえも立派な用事だ。男に二言はねェさ。呼びつけてみ。(こうなってしまっては売り言葉に買い言葉になってしまったが、特に否定的な言葉を嘔くことでもなく)考え方や信念の違いで争いが起こるのだろうから。(笑む相手の頬に手を伸ばし、頭に次いで、冷たくなった頬も撫でて。信じる者は救われるんだ、と纏めるように言って)あまりにも、な寝相で無い限り壊れなさそうだが。ああ、猫って人間様より何倍もすばしこいから、おめェが寝返りうった瞬間に潰されるとかは無いぞ。(動物の神秘だ、と大袈裟にしてしまいそうになって)――おい、寒いなんてもんに慣れるんじゃねェぞ。今日は俺が一緒に寝てやれるからいいものの……(まるで日ごとに誰か布団に引き摺りこめとでも言わんばかりの剣幕で)――子供じゃァなくても撫でるだろ。撫でるぞ。絶対撫でる。(伸びた手は其の儘に、手が取られたら握って繋いでしまおう)――よし、そんじゃ行くぞ。(自ら手を引いて、歩み出す。途中の出店屋台に酒の入っていた茶碗を返し、ゴミは捨てて)
■五十鈴秋芳 > そうだなぁ……逢いたい?かな。だったら。……そんな事言ってると、びっくりするぐらい呼びつけちゃうかも知れないよ?(息を抜く様な笑い声をたてて)あるんじゃないかな。信念とか、理由とか。まぁ、良く解んないけど、きっと、考え方の違いとか、色々と(解んないけどと先と同じ事で言葉を絞めながらも、笑みを浮かべて)そうだね。可能性が増えるってのだけでもとっても大事だからね(確かに。と言う様に。口籠る相手に何故口籠ったかは想像出来る物の、すぐに瞬いて)…だって、うっかり潰しちゃいそうじゃない。壊したくないし。それに、寒いのは、慣れてる。……――本当かい?って、止めてよ私は子供じゃないんだから(撫でられるのに擽ったそうな表情を浮かべるも、嫌がりはしないまま。その手を取る様手を伸ばすと、嬉しそうに)泉さんの部屋と比べたら狭いけど良いよね。うん、答えは聞かないけど良いってことにする
■門脇泉助 > ――呼びつけるからにはなんかあるんだろう? ――迷惑になるほど呼びつけられてみてェものだ。(冗談粧して笑い、酒を干して)まあ、そうだな。こういう演目での話の流れ的には悪いってなっているが。悪いって言われた方にしてみりゃァ、悪いなんぞ思ってなくて、そっちにはそっちの信念が……(多分有るのだろう、と語尾は徐々に霞んで)信じてれば出会す可能性も多くなるってもの。(剣のことも仲間のことも、当然、と言っているようで)…………? (母猫? と言い掛けて慌てるように口籠った。そうなのか、と驚いたような表情)それごとおまえ抱っこしてやりゃあいいのに。これからの季節、寒いだろう。――え、あー、じゃあ行くわ。抱き枕になってくれ。(冷えた、と肩を震わせ、きらきらした表情を見れば、片手をぽん、と相手の頭に乗せて、緩く撫でて)
■五十鈴秋芳 > 本当かい?じゃぁ、用事が無くってもばんばん呼びつけてしまおうかな。ってしたら、迷惑か(良い事を聞いたと言う様に笑いながらもつくねの残りを齧って行って)まぁ、実際どうなのかはよく解んないけど。悪い、鬼か…何を持って悪いっていうのかも、人それぞれだろうし(そうか、としばらく考える様に舞台を見詰めて)あると思うよ。伝説の武器。きっと(断定するような言葉が漏れる。当然と、根拠なく単純にそうと信じてる様な口調でもって)……だよね、良かった。でもかっこいいなぁ、当たり前って言いきれるの。……――三味線、寝る時はいっつも母様と一緒だから。……そうか。じゃぁ、今度きなよ。あ、でも話途中で寝てしまうんだったら……三味線の代わりに抱っこして寝たいからやっぱりきなよ(きらっ、と目が輝いた)
■門脇泉助 > んー、んー……じゃあ五十鈴の言う通りでいい。口実無くても逢いたい時に呼んでくれりゃァ(真面目な顔で言うは素でそれだけ聞いたら口説いている風にも聞こえそうな言葉で)この演目の中では……悪い鬼を退治するだが……、(実際は違うのではないか、と首を傾げて)そもそもそんな伝説の武器が現存してるかも解らんわけで……。(何やら曖昧な受け答えになった。悔しげな所作を見れば少し物珍しそうに相手を見て)――ったりめーだろ。好きなのは。(だからとくに聞かなかったと)抱っこしねえのか。抱っこ嫌いなのかもしかして……。ああ、可愛いモンは無論見に行くけど、今夜はちと時間が半端だな……移動しただけでお前のトコで話も中途に寝ちまう恐れがある。
■五十鈴秋芳 > 余計っていうか。私が気にしいなだけだよ。それに、借りたって言っておいたら、後で返すって事で縁が出来るでしょう?(元々あるけどね。等と言いつつも、つくねを齧って)あ、なんだかそれ、かっこいい。でも、そうかもね。悪い物を退治するための剣なんでしょ?―――別に、気にしてないよ(不満気な表情を作っていたが、謝罪を受けると楽しげな表情に一変し。肩を震わせるようにと小さく笑って)…あぁ…。なるほど。うぅん……私がお金の事で意趣をくみ取りきれないなんて(無念。とでもいう様にくっ、と歯噛みをしてみせる物のすぐに疲れたのか止めて)あ、大丈夫。組や皆の事はちゃんと好きだから。……三味線?三味線は…そうだね。元気だよ。抱っこはしないけど…見に来るかい?
■門脇泉助 > んな、貸した借りたっていう額でもねェだろう。なんか余計なことしたかね。(スマンね、と謝罪をひとつ。己は残りの串を食べて、酒を飲んで)草薙ので退治できンのは、真の鬼だけ、って寸法か。――そういうものか。ああ、重ね重ね御免な。(表情だけで訴えられると一度辞儀をしてから謝罪をして)――いや、その逆。本物には足許にも及ばん値段なんだろうなってな。(まったく逆のことを言いたかったようだが通じなかったので弁明して)金の他には? 猫飼ってただろ? 猫元気か? こんな夜は猫抱っこして寝るんだろ?
■五十鈴秋芳 > 確かに私より泉さんの方がお金持ちかもしれないけれどもね…まぁ、良いや。次何かあったら、私が奢るよ(借りっぱなしは好きじゃない。等言いながらもつくねを貰った。有難う、と小さな声で例も付け足して)そうかもね。退治するんだったら、草薙のとかじゃ足りないかもね。…――お金にならない知識なのに私が知ってるんだから、伝説なんじゃない?(理由が理由ではあるが。吹きだした様に失礼だな、とでも言う様な表情で舞台へと視線を戻して)まぁ、皆に見せる物だし、長く使うだろうからきっと良い物使ってるんだろうなぁ(なるほど。と納得めいた言葉が返る。続く問いに、顔を向けると笑みを返して)そんな事ないよ。ただ、私、お金以外にあんまり興味持てなくてね…。だから、自然とそうなっちゃうってだけ
■門脇泉助 > ――幾らだっけか……(暫し黙って相手の所作を見ている。視線が痛いくらいだ)忘れたわ。いいよ、金は。こういう時は貰っとくのが筋ってもんだろう? (つくねの串を半ば無理矢理相手の手元に押し付けて)なかなかこの新選組を退治しようなんて輩は居ねェだろうよ。安心しろや。(揶揄の言葉に緩く息を嘔いて)――そっか。伝説なのか。(次いだ言葉に瞠目してえ? という表情をしてから噴き出して)さあ……なァ……、アレはほら、小道具だからそれなりだろ。(あれ、と舞台の上の剣を指差して)おめ、何でも金に換算するとは思ってたが、最近、頻繁じゃねェ?(俺達の所為か、とじっと視線を据えて)
■五十鈴秋芳 > (串を拾う様には、それで良いとでも言う様な笑みでもって)……焼き鳥か…丁度お腹も空いてたしね。幾らだい?(つみれが欲しいと返しながら、懐を探ると巾着を取り出し。幾ら入っていたかを確かめる様に中をのぞきつつ)確かに、見てる人もやってる人もとっても楽しそうだよね……確か、鬼がどうのって。どうしよう、退治されるかも(壬生の鬼だの言われている自分達を揶揄するように笑いながらも少し考え)――あぁ、それそれ。草薙の。だと思うよ?多分(余計な言葉を付け加えながらも目を細めて)……でも、あれっていったい幾らするんだろうね
■門脇泉助 > 南無八幡大菩薩、ってな……、ああ、済まねえ。(串は拾って袖の下に入れて)焼き鳥食うかい? (見物のお供に、的に持っている串を差し出す。皮と肉とつみれの三本が残っていて)こういう催しもん、子供の時分から大好きだったのよな。心が沸き立つというか。――今夜のは、また一層楽しげでよ。(鬼の捕物の演目が多いと言うのにそんなことを)――あれ、やっぱ草薙の? (其れしかないよなァ、と嘯いて)
■五十鈴秋芳 > 泉さんの吃驚した顔初めて見たかも。…あ、串。落ちたよ?(ごみは持ち帰ろうね、とでも言う様な表情でもって、落ちた串を指先で指し示す。が、特にそれに執着する様な様子もなくに、相手からの問いに僅か考える様な間が開いて)そんなところ、かな?滅多に見られない物だからね。……剣って、あれかい。何とかのなんとか(かろうじて一文字ぐらい当たっているかあたっていないかの。うろ覚えにもほどがある適当な名前を口にしながら、凄いねぇ、と舞台を見てはしみじみとするよう目を細め)
■門脇泉助 > (両手に茶碗と串を持って、民衆に紛れながら一心不乱に舞台へ視線を向けていた男。咄嗟の事態にこれでは対応できないのは一目瞭然。口には食べ終わった焼き鳥の串を銜えていた。声を掛けられると我に返ったように息を止めて振り返る。知った顔を目線が捉えると緩々と息を嘔けば串が口からおちた)おう、五十鈴。おめェも狂言見物かい。――そろそろ八幡様が現れて剣を渡すとこ、だ。(ほら、と舞台を顎でしゃくって示し)
■五十鈴秋芳 > (何やら壬生寺で催し物が行われている、と聞き。ふらっと歩いてくる。演目を見に来た人々や、様々な屋台を横目に舞台の方へと赴けば、見知った顔を見つけて。おや、と笑みを浮かべながら、そっと傍まで寄って行き)泉さんこんばんわ(軽い調子で声を掛けながら、いまどんなところだと問いかけて)
ご案内:「壬生寺境内」に五十鈴秋芳さんが現れました。
■門脇泉助 > ――鬼関連の演目ばっかなんは、偶然なのか、ねェ。(焼き鳥を串から直接食い、湯呑み茶碗で支給された酒を一気に半分くらいまで。はーッと至福を感じさせる息を嘔く。暫くその場で見ていると、羅生門が終わった後、紅葉狩が始まって)
■門脇泉助 > (夜回りの序で遠回りをして壬生寺の祭りへとふらりと足を運ぶ。人並みに逆らわず、流されるままに境内まで。途中、出店屋台で燗をした酒を一杯と、焼き鳥を何本か買って、観劇体勢きっちり整えて、狂言舞台へと向かってゆく。引き寄せられるような足取り。見てゆく気は満々だ。丁度演目が入れ替わるところで)
ご案内:「壬生寺境内」に門脇泉助さんが現れました。
ご案内:「壬生寺境内」から宇喜多俊介さんが去りました。
■宇喜多俊介 > (不意に、夜風に吹かれた顔が冷たい気がして、無意識のように片手を上げた。頬が濡れている、それで漸く、自分が泣いている事に気付き)………え、……嘘、……何で?(訳の判らない感情の渦に翻弄される侭、滂沱と涙を零し。それから漸く人目のある事に気付いて、そっと舞台を離れて寺を後にし)
■宇喜多俊介 > (結局する舞台の傍に用意された席には近付くことなく、立ったまま舞台を眺める。演目は、『羅生門』。朗々とした謳いと楽の音、煌びやかな衣装の役者が舞い、いつしか内容に引き込まれるように、意識は鬼と武将が織りなす物語の世界へと入り込んでいく)
■宇喜多俊介 > (壬生狂言の観客目当てに出ている屋台を、ぐるりと一回りしてから再び、境内へとやってくる。舞台の上は、丁度演目と演目の間らしく空っぽで)……お。時間は丁度良かったみたい、だな……(しかし、一人で堂々と見に行くには少し、あまりこういったものに馴染みのない剣術馬鹿には気が引けて、遠巻きに足を止め)
ご案内:「壬生寺境内」に宇喜多俊介さんが現れました。
ご案内:「壬生寺境内」から宇喜多俊介さんが去りました。
■宇喜多俊介 > (しかし小腹が空いた模様。狂言が始まる頃にまた来よう、と人波に紛れ)
■宇喜多俊介 > (警備と称して隊服姿のまま、壬生狂言で賑わう境内を歩いている。近所の顔見知りの子供が、今日は可愛らしい晴れ着の兵児帯をひらひらさせて通りがかるのに、笑顔で手を振ったりして)……うん、やっぱりお祭りはいいね、……(相変わらず、緊張感皆無の顔でのんびりと呟き)